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リスニング力向上に必要なスキル

スミス英会話生駒校ブログ

リスニングは複雑

英語のリスニングは音を聞き取り、言葉として認識するだけだと思うかもしれません。多くの生徒様はスミス英会話生駒校で私に会う前そのように思われていました。しかし生駒校で練習をすると、話す時の英語の音は、書いてある英語そのままの発音と同じではないということに気が付きます。どういうことかと言うと、英文を書いてひとつひとつの単語をはっきりと読む時と、英語話者が自然なスピードで読む時とでは発音が変わるのです。リスニングにはいろんな種類の難しさがあります。そのため、それに対応するスキルが必要になります。

英語のリズム

英語リスにニング力向上のために必要なスキルのうちのひとつはリズムです。リズムを使って話すと、英文の中の強い音の判別ができるようになります。このためには、まず強い音だけを聞くリスニングの練習をたくさんする必要があります。弱い音を聞き取ろうと努力する生徒様が多いと思います。しかし、そうすると英文内の単語を順番に聞き取ろうとして分からなくなるのです。弱い音を聞き取ろうとしていると、次の聞き取りやすい強い音も聞き逃します。


英語のリズムとは、文章を話す時の音の強弱です。どの英文にも、1つ以上の強い音があります。ストレス音の強さには幅があり、全てが同じ強さになりません。

強い音:CONTENT WORDS 内容語(名詞、動詞、形容詞、副詞など) 例:milk, buy, read, big, strong, nicely, quietly

弱い音:FUNCTION WORDS 機能語(冠詞、前置詞、接続詞、代名詞、助動詞など) 例:an, the, at, on, and, but, however, she, him, some, could

英語のリズムについて・・・もっと詳しく見てみる

チャンク

次のスキルを身につけるにはより多くの英語の経験が必要です-「チャンク(いくつかの単語でつくられるフレーズ)」。チャンクは、強い音である内容語の単語と一緒に使うフレーズから考え始めましょう(例:at the end of the day *dayが名詞)。チャンクは語彙に対する知識と似ていますが、語彙は一覧があるのに対してチャンクに一覧はありません。英語をたくさん聞いていると、徐々にパターンが見えてきます。このパターンのフレーズがチャンクです。

英語のチャンクについて・・・もっと詳しく見てみる

話の流れと記憶

3つ目のスキルは記憶です。会話をしている時、話した内容を覚えていなければいけません。これはより難易度が上がります。英語で覚えておく記憶力が必要だからです。会話の途中に聞く文はおそらくそれまでに話していた内容についてでしょう。一度会話に出てきた名詞は “it”“that”“they”といった単語を使うのが一般的です。会話に出てきたことを覚えられていないと、こういった言葉が指す内容や意味が分からなくなるでしょう。聞いた英語を記憶するというスキルはリスニングでのみ養われます。

文法

4つ目のスキルは文法です。文法が得意であれば、聞き取りが難しい箇所も文法を使い埋めることができます。難しい特殊な文法ではありません。必要なのは、動詞の時制、文の中の単語の並び、どのような名詞(または、どのような単語)が入るかというような文法の基本的なポイントです。

リスニングテクニック-文法とリズムについて・・・もっと詳しく見てみる

実際にあった例

ある日、生駒校の生徒様は私が話す英文を聞いていました。彼はリスニングのスキルを持っていますが、まだ勉強中です。

私は「What do you have in your bag?」と聞きましたが、

彼には「What are you having your bag?」と聞こえました。

彼に聞き取った文をホワイトボードに書くように言いました。彼は書く前から、何かが違うと分かっていたようでした。ホワイトボードに書き終えて、私が「okay」と言うと、彼は「no」と言います。どのポイントが違うのかと聞いてみました。

彼は自分が間違えていると思う場所を指さしました。

どのポイントを指していたのかは忘れてしまいましたが、正解を出すのに苦労をしていたので“having”という単語が聞こえるか質問しました。

“having”ではおそらくないという事と、最初の言葉は“what”で合っているという事を確認しました。そして、“what”と“have”があるということは、と考え始めました。私が彼のバックのジェスチャーをして、そしてその時にしていた会話を思い起こさせました。すると、文の後半が“have in your bag”だったことに気が付きました。

解決!

その後彼は、この文には一般動詞のdoが必要だと気が付きました。そして、答えが見つかりました。私が質問した正しい英文がわかりました。正しい英文を導き出すために、文脈、文法、リズムと彼が知っていた語彙が必要でした。この4つのスキルを使わなければ、リスニングの正しい答えを探すのは大変でしたが、スキルの使い方がわかり彼のリスニング力は上がりました。

ちなみに、この生徒様はまだ中学校1年生です。彼が英語に触れてきた場所は主に生駒校の英会話レッスンと、小学校であった英語の授業です。私は小学校5,6年生の生徒様には文法の基本をパターン化させて説明しているので、彼はこの時に必要だったパターンを覚えていたのでしょう。

スミス英会話生駒校 レス
※小学生以下の英会話レッスンのお取り扱いは学校により異なります。詳しくはスミス英会話総合受付までお問い合わせください。

先生が書いた英語版ブログはこちら(English Here)

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in Ikoma, Teacher's Thoughts by smithweb | June 13, 2023 | 0 comments

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