スミス英会話生駒校 英語のリズム

Rhythm

英語のリズムって何?

英語のリズムとは、文章を話す時の連続するストレス音の強弱です。どの単語の発声にも、1つ以上の強い音があります。

ストレス音の強さには幅があり、全てが同じ強さになりません。

音の強弱

ストレス音は弱くなる場合も強くなる場合もあります。

基本的には、名詞や動詞のような複数の意味を持つ内容語の単語は強いストレス音、冠詞、前置詞や接続詞のような機能語は弱い音になります。強いストレス音は、少し大きく長く発音して、弱い音は強いストレス音より小さく短く発音します。

CONTENT WORDS 内容語(名詞、動詞、形容詞、副詞など)

強いストレス音 例:milk, buy, read, big, strong, nicely, quietly

FUNCTION WORDS 機能語(冠詞、前置詞、接続詞、代名詞、助動詞など)

弱い音 例:an, the, at, on, and, but, however, she, him, some, could

ポイント

英語を勉強する人にとってポイントになるのは、弱いストレス音です。

強いストレス音よりも、小さく速く発音されるため聞き取りが難しくなります。弱いストレス音は、多くの場合1~3つもしくは4つ以上の機能語同士の単語でくっついています。強いストレス音は通常、内容語同士でくっつかず1単語のみですが、文によっては2単語続くこともあります。強いストレス音で発音する単語によって、文の意味が変わることがあります。
では、なぜ英語のリズムについて学ぶべきなのでしょうか?

連続する機能語

例:did you, with the, to be a, can you

英語のリズムを学ぶべき理由

Why To Study Rhythm

  1. 英語を勉強する人にとって、話すリズムを学び練習するべき理由はいくつかあります。まず、英語のリズムを練習するようになると、以前よりリズムに注目するようになりリスニング力も上がります。弱いストレス音を速く話せるように慣れてくると、他の人の弱いストレス音も予想して聞きとれるようになります。
  2. 英語のリズムを自然に使えるようになると、聞き取ってもらいやすくなります。
  3. 最後に、英語のリズムの練習はたくさんのチャンク(フレーズ)を覚える練習になります。文を話す際にリズムを付けるためには、何を話そうとしているのか、どの単語を使おうとしているのかを分かっていなければいけません。たくさんのチャンクを知っていると、話し始める前に単語を考える必要がなくなり文にリズムをつけやすくなります。

逆にリズムを練習するために、英文を単語1つずつではなくチャンクとして考えなければなりません。どのように練習するのか、見ていきましょう。

How To Practice

リズムの練習のしかた

シャドーイング

リズムの練習方法のひとつはシャドーイングです。英語ネイティブスピーカーの話す文を聞き、追いかけて発声練習します。彼らを真似してできる限り近いリズムで話す練習をします。実際に生で話している人のシャドーイングを、話すのと同時にするのはより難しくなります。ですから、オーディオを使ってシャドーイングする方がいいです。オーディオであれば、シャドーイングのスキルを上げるために何度も繰り返し使うことができます。人とではなく、機械と練習するので生で会話する時ほどの面白みはないかもしれません。

リッスン&リピート

リッスン&リピートも、リズムの練習に向いています。基本的にはシャドーイングの似ていて、シャドーイングは相手が話し終わる前に追いかけて繰り返すのに対し、リッスン&リピートは相手が話し終えてから同じ文を繰り返します。これは、一時的に文を記憶する必要があるので、英語の文を覚える力が伸びます。

手拍子に合わせて

生駒校の英会話レッスン内でも行っている、英語のリズムの練習でとても重要な方法は、手拍子をして一定のリズムを刻みながらストレス音をつけることです。話す時に、手拍子の手を打つ時に強いストレス音、その間に弱い音が合うように練習します。レッスン内では講師がお手本を見せて、その後を続いて練習できます。

モデルを見つける

弱い音から始まる文の発声方法に苦戦される生徒様も多く、時間をかけて練習します。そして、新しい文のリズムをつけることも難しいので講師の英語を参考にして学ぶのが早い方法です。いろんな文、たくさんのパターンを聞いてマスターすると、ネイティブスピーカーが話すように自分のリズムパターンを作ることができるようになります。この練習は英語のレベルに関わらず難しいので、5~10分ずつやるようにします。

強いストレス音から始まる文(太い文字にストレスがつく)

例:What did you do yesterday? / Mike will buy a new phone.

弱い音から始まる文(太い文字にストレスがつく)

例:I bought some bread. / Would you like to go for a coffee?

生駒校ブログ

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