未来形Part3~未来を表す現在進行形~
スミス英会話都島校ブログ
皆さんこんにちは!
今回のブログは、場面別の未来形についてのブログシリーズです。第三弾は未来形Part3として“未来形を表す現在進行形”、未来のことに対してどのように現在進行形(am/are/is+ing)を使うのか見て行きます。
前回までのブログで、未来形Part1【Will】では“Will”の正しい使い方についてお話ししました。そして、未来形Part2【Be going to】では“be going to”の使い方についてお話ししました。Part3を読み進める前に、Part1,Part2から読まれることをおすすめします。
私は日本で25年以上英語を教えています。そして、私の経験では、日本で英語を学ぶほとんどの生徒様は未来の話しをする時、どのシチュエーションでも“will”を使えると思われています。これは正しくありません。
そのため私はよく都島校の生徒様に「中学校や高校で未来形について何を勉強したか?」と質問します。多くの生徒様は“will”と“be going to”を勉強したと答えます。25年の経験の中で、2名だけが未来を表す現在進行形を勉強したと答えました。この結果にはとても驚きました!驚いた理由は、英語の日常会話では計画してある未来のことについてよく話し合います。そして、その計画の話しをする時におそらく会話の中で一番使われる表現は、現在進行形だからです。
間違えた“will”の使い方
2つの例文を見てみましょう:
例1:今週末友達に会います。
X不正解 “I will meet my friend this weekend.”
O正解 “I am meeting my friend this weekend.”
例2:もうすぐ買物に行く。
X不正解 “I will go to the store soon.”
O正解 “I’m going to the store soon.”
なぜ、“I will meet my friend this weekend.”“I will go to the store soon.”は正しくない英語なのでしょうか?そしてなぜ、“I am meeting my fiend this week.”“I’m going to the store soon.”が正解なのでしょうか?
未来を表す現在進行形の使い方を学んで、理由を探しましょう。
どんな時に未来を表す現在進行形使う?
まず、重要なのは、現在行われていることに対して現在進行形を使うというのが共通認識です。
例1. I am eating dinner with my friend now.
(今友人と夕食を食べている。)
例2. He is working now.
(彼は今仕事中です。)
しかし、現在進行形+未来を表す単語や表現を使うと、現在行っていることではなく未来に行うことについての話になります。
未来を表す単語や表現とは、例えば:“tomorrow明日”、“next week来週”、“in 2025 2025年に”、“next Monday次の月曜日”、“after I finish work tonight今夜仕事の後”などです。
例1. I am eating dinner with my friend on Saturday night. (未来の予定)
(土曜日の夜友人と夕食を食べる。)
例2. He is working tomorrow. (未来の予定)
(彼は明日仕事です。)
それでは、現在進行形+未来を表す単語や表現を使う2つのシチュエーションを見てみましょう。
シチュエーション1:
未来を表す現在進行形を、〇〇することを決めた、〇〇をする予定がある、そしてその計画を立てた時に使います。
このケースでは、計画を立てたということがとても重要です。
計画とは何か?
・〇〇をするために友人と会うことを決めたら
・ホテルやレストランの予約を取ったら
・コンサート、野球や映画等のチケットを取ったら
・仕事のスケジュール
これらは全て“計画”です。
そして、これ以外にも計画の種類はあります。
計画が立てられている時の例文:
例1. I’m working tomorrow.
(私は明日仕事です。)
例2. What are you doing tomorrow? (ここでは明日のために立てた計画を聞いています)
(明日は何をするの?)
例3. I’m staying at the APA Hotel, when I go to Tokyo next week.
(来週東京に行ったら、アパホテルに泊ります。)
例4. I’m going to a concert next month. I bought a ticket yesterday.
(来月コンサートに行きます。昨日チケットを買いました。)
※これらの文では“be going to”も使えますが、英語のネイティブスピーカーにとって現在進行形の方がより自然で、一般的に使われています。
シチュエーション2:
未来を表す現在進行形を、この後すぐに〇〇をする時に使います。
※※このケースでは計画が立てられているかどうかは重要ではありません。
例文:
例1. I’m going to the restroom. I will come back soon.
(お手洗いに行ってきます。すぐ戻ります。)
例2. I’m leaving home in 10 minutes.
(あと10分で家を出る。)
例3. I’m going to 7-11 soon. Do you need anything?
(セブンイレブンに行く。何か必要なものある?)
例4. I’m making dinner soon, so please don’t eat any snacks now.
(もうすぐ夕食を作るから、今はおやつを食べないでください。)
※これらの文では“be going to”も使えますが、英語のネイティブスピーカーにとって現在進行形の方がより自然で、一般的に使われています。
未来を表す現在進行形の活用
それではこのブログの始めに見た2つの例文に戻りましょう:
例1:今週末友達に会います。
X不正解 “I will meet my friend this weekend.”
O正解 “I am meeting my friend this weekend.”
この例文では、はじめに、友人と会って〇〇をしたいと決めました。そして友人に電話かメッセージを送り、友人と会う場所や会う時間等を決めました。この時点で、会った時の計画が全て決まりました。ですから“I am meeting my friend this weekend”が正解になり、“I will meet my friend this weekend”は正しくない英語になり、英語のネイティブスピーカーには変な文に聞こえます。
※“I’m going to meet my friend this weekend.”とも言えますが、“I am meeting my friend this weekend.”のほうがより自然です。
例2:もうすぐ買物に行く。
X不正解 “I will go to the store soon.”
O正解 “I’m going to the store soon.”
この例文では、先に買物に行くということを決めて、その予定を誰かに話しています。そして、その後すぐに予定は実行されます。そのため“I’m going to the store soon”が正解、“I will go to the store soon”は正しくない英語となり、これも英語のネイティブスピーカーには変な文に聞こえます。
※“I’m going to go to the store soon.”とも言えますが、“I’m going to the store soon.”のほうがより自然です。
まとめ
このブログでは、未来を表す“現在進行形”の重要な使い方について勉強しました。次回、このブログシリーズ最後となるブログでは、未来を表す現在時制やこれまで学んできた未来形の要約をお話ししようと思います。
次回までさようなら!
スミス英会話都島校 ダン
先生が書いた英語版ブログはこちら(English Here)
スミス英会話のブログを毎週お届けします!登録はこちら
無料体験レッスン (マンツーマン・完全予約制)のお問い合わせはコチラから!
日常英会話を学びたい方にはノーマル月謝制コースがおすすめ!
スミス英会話のFacebookをチェック!