未来形~willの正しい使い方~
スミス英会話都島校ブログ
みなさんこんにちは!
暑さを乗り切って、みなさんが素晴らしい夏を過ごされていることを願っています!
今回のブログでは英語の文法についてのシリーズブログの第一弾として- 未来形”will”の正しい使い方についてお話します。この文法ブログシリーズが今後未来形を使う時のお手伝いになれば嬉しいです。
下の例文には、スミス英会話都島校の生徒様が未来形を使う時に実際によくある間違いがいくつか含まれています。
まずは2つの例文を見てみましょう:
例文1:土曜日友人に会う。
X不正解 “I will meet my friend on Saturday.”
O正解 “I’m meeting my friend on Saturday.”
例文2:今夜お風呂に入る。
X不正解 “I will take a bath tonight.”
O正解 “I’m going to take a bath tonight.”
なぜ多くの生徒様が未来形の文に“will”を使って、この例文のような間違えをしてしまうのでしょうか?
日本の多くの中学校高校では未来形の文には、“will”もしくは“be going to”を使うと教わります。さらに、学校ではこの2つに大きな違いはなく、どちらも区別なく未来形に使えると教わっています。実はこれは不正解です!
これはリンゴとオレンジが同じ物だと言っているようなものです。リンゴとオレンジは両方とも果物ですが、それ以外は全くの別物です。“will”と“be going to”はどちらも未来形の文で使いますが、使い方はまったく異なるのです。
そして学校では、未来の話しをする場合には4種類の表現が使われるという事実を教わっていません。“will”と“be going to”はそのうちの2つですが、あと2つの表現があります!
未来形の4種類の表現をそれぞれどのように使うかを学ぶためには、それぞれが使われているシチュエーションを学ぶのが一番分かりやすいでしょう。
4種類の未来形表現11のシチュエーション
Ⅰ “will” (6つのシチュエーション)
Ⅱ “be going to” (2つのシチュエーション)
Ⅲ “present continuous現在進行形+FTQ” (2つのシチュエーション)
(FTQとはFuture Time Qualifier word。 例えばTomorrow, next week, in 2023など、未来を表す修飾語句) Ⅳ “present tense現在形” (1つのシチュエーション)
Ⅰ “will”
“will”を使う6つの未来形シチュエーション
シチュエーション1:
「前もって決まっておらず、その時点で行うことを決めた時の“will”」
*この場合“I think I will”や“I don’t think I will”とthinkをつけることが多い
例1.I’m hungry. I think I’ll eat a sandwich.
(おなかがすいた。サンドウィッチ食べようかな。)
例2.I’m tired so I don’t think I will go for a run today.
(疲れたから今日は走るのをやめようと思う。)
例3.I feel like eating beef tonight so I think I will make hamburger steak for dinner tonight.
(今夜はビーフが食べたい気分だから夕食はハンバーグを作ろうかな。)
例4.I don’t know what to do…I know!! I’ll call Tom and ask him. He will know what I should do.
(どうすればいいか分からない…そうだ!トムに電話して聞いてみよう。彼ならどうするべきか分かるはず。)
シチュエーション2:
「確たる証拠や専門知識に基づかない予測をした時の“will”」
*よく“I think ~ will….”“I don’t think ~ will….”とthinkをつけて使う、特に他人の事に対しての予測、自分の事に対してポジティブな予測をする時
*証拠や専門知識に基づく予測をした場合は、“be going to”を使う
例1.I think she will like our present.
(彼女は私たちのプレゼントを気に入ってくれると思う。)
例2.I don’t think she will pass the exam.
(彼女が試験に合格すると思わない。)
例3.I think I will get a promotion soon.
(もうすぐ昇進できると思う。)
例4.I don’t think they will be happy if they get married.
(彼らは結婚しても幸せになれると思わない。)
シチュエーション3:
「人や物の場所の予定の事を話す時の“will be”や“won’t be”」
例1.I will be in Tokyo this Saturday.
(今週の土曜日は東京にいます。)
例2.The key will be in the mailbox when you arrive.
(到着したら鍵は郵便受けの中にあります。)
例3.A/ Where will you be tomorrow night at 8 pm?
(明日の夜8時どこにいる?)
B/ I will be at home at that time.
(その時間は家にいるよ。)
例4.He won’t be at work tomorrow because he is sick.
(彼は具合が悪いので明日職場に出勤しません。)
*この場合は“be going to”を使うこともできますが“will”の方が自然で、より使われています。
シチュエーション4:
「提案する時の“will”、リクエストをする時の“will”や“would”」
例1.I will help you wash the dishes if you want me to. (提案)
(手伝いが必要だったらお皿洗い手伝うよ?)
例2.Will you help me wash the dishes? (リクエスト)
(お皿洗うのを手伝って?)
例3.I will pick you up at the airport if you want me to. (提案)
(空港まで迎えに行こうか?)
例4.Would you mail this letter for me? (リクエスト)
(この手紙を郵送してもらえますか?)
シチュエーション5:
「約束をする時の“will”、“won’t”や“will never”」
例1.I won’t tell anyone your secret. I promise.
(あなたのヒミツは誰にも言わない。約束する。)
例2.I will give the money back to you on Friday.
(お金は金曜日に返します。)
例3.I will never say that again. I’m sorry.
(もう二度と言わない。ごめんなさい。)
例4.I will always love you.
(これからもずっと愛してるよ。)
シチュエーション6:
「人や物が何かをするのを拒む時の“won’t”、“will never”」
例1.I won’t invite him to the party because he is a bad drunk.
(彼は酒癖が悪いからパーティーには招待しない。)
例2.I will never help you again. You do not appreciate my help.
(あなたの手伝いはもうしない。手伝いに感謝をしないから。)
例3.I won’t eat pumpkin because I hate the taste of it.
(味が嫌いだから、かぼちゃは食べません。)
例4.The computer won’t start. There is something wrong with it.
(パソコンが動かない。何かがおかしい。)
このブログでは、未来形の文で使う“will”の使い方について勉強しました。このシリーズの次回ブログでは、4種類の残り3つの未来形の表現についてお話ししましょう。
それではまた次回のブログでお会いしましょう!
スミス英会話都島校 ダン
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Great lesson, Dan!
Dan, thanks a lot! I especially liked situations 2, 3 and 4. You gave nice clear and succinct explanations.