東京のジャズクラブで
スミス英会話相模原校ブログ
神奈川県相模原市に住んでいて良い所のひとつは、東京南青山にあるブルーノートというジャズクラブにすぐ行けることです。ブルーノートは間違いなく東京で一番有名なジャズ演奏が聞けるクラブです。昔から、何度も足を運びたくさんのアーティストの演奏を見てきましたが、最も印象に残っているのは私が大好きなジャズ、R&Bシンガーのアル・ジャロウです。
彼を初めて生で見たのは80年代前半、ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールでした。私は彼のアルバムをいくつか持っていましたが(当時はまだCDではありません)、彼を生で見てから完全に夢中になりました。私はまたライブを見に行かなくてはと思っていました!
ブルーノート
神奈川県相模原市に住むようになってたまに東京のブルーノートに行けるようになりました。そして1998年、再度彼のライブを見に行くことができました、今回はニューヨークよりも小さい会場でより近くで見ることができました。ライブが終わった後、私たちは観客が全員帰るのを待ちました。アルがキッチンへのドアから出ていくのを見たので、私たちはその方向へ向かいました。すると彼のバンドメンバーの一人が出てきました、私は彼にアルに挨拶することができないか聞いてみました。彼は「大丈夫だよ、どうぞ。」と答えてくれました。私は心臓の音を感じるほど緊張しながら、忙しそうなキッチンを通りアルの控室へ行きました。
アルはとてもいい人で、そして面白い人でした!彼にトロンボーンを演奏することを伝えると、彼はトロンボーンを演奏する真似をして部屋の中を行進しながら、吹奏楽曲やマーチング曲として有名な“76本のトロンボーン”を歌い始めたのです。彼は本当に偽りのない純粋な人です。私たちは東京からの最終電車を逃しましたが、レストランで始発が出る朝5時まで待つ程の価値はありました。
アル・ジャロウ日本公演
1年後アルがまた来日したので、私はまた彼の素晴らしいライブを見に行きました。今回は目の前の席に座りました。彼はステージに上がるとすぐに、最初の曲を歌いながら私たちに微笑み親指を立てて“グッドサイン”をしてくれました。彼は私たちを覚えていたのでしょうか?私たちは何とか再び控室を訪れることができ、彼は受け入れてくれました!とても優しいアルは15分時間をくれて、東京や大阪の日本で、また世界でパフォーマンスする事がどれだけ好きなのか話してくれました。
そしてさらに数年後にもまた見に行きました!彼に最後に会った時、彼はセットリストをくれました。
こうしてアルのライブを東京で見てきて、彼の声、ステージ上での存在感、ミュージシャン達、彼の優しさなどは、東京でできた中でも大切な思い出のひとつです。日本での暮らしは楽しいです。
アル・ジャロウ、安らかにお眠りください(1940-2017)。
もしアル・ジャロウをご存じなければこちらから彼の音楽を聞いてみてください。ジャズ音楽が好きではなくても楽しめますよ!
読んでいただきありがとうございました。
*3部作で「進化を続けるスミス英会話」についてのブログを2部まで書いていましたが、スミス英会話創立者のマーク・スミスが少し前に書いていたブログがありましたので、3部目としてご紹介します。
スミス英会話相模原校 ジム
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