東京の川跡を歩く -スミス英会話高円寺校ブログ
アロハ!スミス英会話高円寺校のパトリックです。みなさんが東京を思い描く時、高層ビル、ネオン看板、複雑に入り組んだ電車やどこも人であふれているという街を想像するかもしれません。世界中でも人口の多いこの都市は皆さんの想像通りかそれ以上でしょう。
ハワイ出身の私が東京の区の中でもいつもにぎやかな街に引越ししてきた時、街を歩いていて不思議なことに気が付きました。それは、なぜ道路上や街の中に、一段盛り上がったような道があるのか?という事です。そしてそういった道には、公園のように木が多く、花壇やベンチがあり、舗装された歩道でまた石像が置いてあるのを見かけますが、なぜなのでしょうか?少し近づいて見てみると、多くの石像は蛙、ビーバー、アヒルや魚のような川の生き物が描かれている事に気が付きました。なぜなのでしょう?
それからすぐに、東京の下をおよそ100の川や運河が流れている事を知りました。1700年代の江戸の運河はロンドンよりも大きかったそうです。古い江戸の地図を見ると、この現代的な東京も昔は大小の川、運河や河口が広がっている街だったことがわかります。
東京を流れている大きな川には多摩川、隅田川、荒川、中川や江戸川があります。その他、神田川、目黒川、善福寺川等、大小の川・運河を合わせて100以上あります。多くの主要な川は現在でも存在していますが、その他の小さな支川は地下に移動したり流れを変えています。これは20世紀後半にあった、東京の都市開発の一環でした。
かつて、東京はイタリアのベネチアのようだったと言えるのではないでしょうか。川は生活や商業のため重要な役割を担っていたので、世界の多くの古い街は川の周りにできました。偉大な文明や都市はいつも水の周りや周辺で生まれており、東京も例外ではありません。
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