ドイツのクリスマス-Part1

スミス英会話布施校ブログ

ドイツのクリスマスについてどれくらいご存知ですか？日本でも“Weihnachtsmarkt(ヴァイナハツ・マルクト)”、ドイツのクリスマスマーケットは人気で大阪でもクリスマスマーケットが開催されます。しかし、映画などではたいていアメリカやイギリスのクリスマスが描かれています。アメリカ・イギリスのクリスマスと似ている点もありますが、ヨーロッパの国々はそれぞれにクリスマスの盛大な祝い方がありますので、私の故郷、ドイツのクリスマスについてご紹介します。Part1では“Advent season(アドベントシーズン)”についてご紹介します。

クリスマスの準備Advent

まずは、“Advent(アドベント)”から始めましょう。アドベントはドイツのクリスマスにとって準備期間のことです。クリスマスの当日から4週前の日曜日に始まります。2023年は12月3日の日曜日からです。アドベントが始まると、人々はクリスマスの飾り付けをして、多くのクリスマスマーケットがオープン、そして至る所でクリスマスのイベントがあります。子供たちは“Adventskalender(アドベントカレンダー)”という最近日本でも人気になってきた、12月25日のクリスマスまでをカウントダウンするカレンダーをもらいます。12月1日からスタートするカレンダーは、毎朝その日の日付を開けて美味しいチョコレートをもらえます。みんなが幸せな一日のスタートになります！

クリスマスの飾り付け

ドイツのクリスマスの飾り付けには、他の国と似た飾りを使います。木の枝を赤とゴールドといったクリスマスカラーにして、窓にはライトをつけて家の外にも飾り付けをしますので、近所に人もクリスマスの雰囲気を楽しむことができます。ドイツ人はクリスマスシーズンにキャンドルやライトを使うのが大好きです。キャンドルの火を灯す時はその場を離れないようにしましょう！

アドベントリース

ドイツのクリスマス、家の飾り付けのメインは“Adventskranz(アドベントクランス)”アドベントリースです。アドベント用に木の枝からリースを作り、デコレーションしてキャンドルをその上に置きます。多くの家庭ではリビングルームのテーブルに置かれます。アドベント1週目の日曜日に1つのキャンドルを灯します。2週目に2つのキャンドル、3週目に3つ、4週目のアドベントに4つのキャンドルを灯し、どのキャンドルも心地良い灯りです。全てのキャンドルが灯るとクリスマスまでもうすぐです。ところで、私たちはクリスマスイブまでクリスマスツリーを飾りません。

アドベントの間にすること

それ以外にドイツ人がクリスマスを楽しむためにアドベント期間中にすることは、アドベントリースの灯りでティータイムをするためクリスマスクッキー（とチョコレート）を焼きます。今でも母と様々な種類のクッキーをクリスマスために焼いたことを覚えています。ほとんどの家族はアドベントの始めに10種類ものクッキーを焼きます！そしてご近所、家族や友人とクッキーを交換します。クッキーはドイツのクリスマスにとって、最近日本でも有名になってきた“Stollen(シュトーレン)”というクリスマスケーキよりも重要です。日本にいて最もドイツのクリスマスが恋しくなる部分です。

クリスマスマーケットとプレゼントショッピング

そして最後に、クリスマスショッピングです。ほとんどのヨーロッパの国にように、ドイツのクリスマスもプレゼント交換をします！親から子供へ、子供から親へ、兄弟間、祖父母、叔母、伯父、いとこ、姪や甥など、友人や同僚間でも交換をします-みんなに良いプレゼントを探すのは難しく、きちんとした計画が必要です。幸いなことに有名なクリスマスマーケットに来れば、そんなクリスマスショッピングから休憩することができます。グリューワインを飲んで、クリスマスのお菓子や毎年登場する人気のフードを食べて、マーケットに出店しているお店で買い物もできます。クリスマスシーズンにドイツを訪れる人にとって、クリスマスマーケットがおそらく一番の人気でしょう！

スミス英会話布施校　スウェン

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