英語のチャンク

スミス英会話生駒校ブログ

英語の学習は簡単ではありません。おそらくほとんどの生徒様は分かっていると思います。英語の学習には文法、語彙、発音、リズムなどたくさんの事を学ばなければなりません。私がスミス英会話生駒校の生徒様のために見つけた、学習に役立つ方法は英語のチャンクを学ぶことです。

 “Chunkチャンク”は「かたまり」という意味です。英語のチャンクとは、複数の単語で作られる「フレーズ」を言います。単語の数は決められていません。

変化する

英語のチャンクを学ぶのは語彙を学ぶようなものです。一般的に複数の単語から成り立っています。その形は変化します。2つの単語、3つの単語、4つの単語からできるものもあればそれ以上の単語数の場合もあります。英語のチャンクを学ぶことは、英会話のスピーキングやリスニングにもとても役立ちます。

応用できるチャンクとは

そして、チャンクの種類には“組み合わせが変わらないチャンク”と“組み合わせを変えて応用できるチャンク”があります。どういうことかと言うと、“単語の組み合わせはいつも同じで変わらない”か“組み合わせている単語を1つまたは2つ変えられる”という違いです。いくつか例を挙げてみましょう。

スタートは

まず、チャンクを学びたい時は動詞のチャンクから始めるといいと思います。動詞と単語が組み合わされて命令形になるチャンクから学びましょう。“Sit down(座る)”が良い例です。これがチャンクです。“Stand up(立つ)”もそうですね。

例文

もう少し例を見てみましょう。“Get up(起きる)”も典型的な「組み合わせの変わらないチャンク」です。Get+upという2つの単語で、この組み合わせから変化しません。“up”の単語を違う単語に変えてしまうと違い意味になってしまいます。例えば“up”を“down”に変えると、“Get down(伏せる)”となり“Get up”とは違う意味になります。“Get up”という組み合わせで「起きる、立ちあがる」という意味になるので、違う単語と組み合わせた “Get down”では「起きる」という意味ではなくなるのです。

もうひとつの例は“read a book(本を読む)”です。「組み合わせを変えて応用できるチャンク」で、“book(本)”の単語を“magazine(雑誌)”や“newspaper(新聞)”といった単語に変えることができます。本の単位を表す“a”を“the”、所有を表す“my”や“your”に変えることもできます。このチャンクを学びたい場合は、単語の組み合わせを変えて言ってみるのも良い方法です。部屋の中を歩きながら、「read a book、read a magazine、read the script」と言う練習をしてチャンクに慣れるというのも良いと思います。

もうひとつ別のチャンクを見てみましょう“take a shower(シャワーを浴びる)”。これは3つの単語からできたチャンクです。“shower”の単語は他の単語に変えることができます。“take a bath(お風呂に入る)、take a walk(散歩をする)、take a break(休憩をする)”という風に。単語を“shower”から“break、walk”と変えると、意味は変わりますが“take”を使った表現は変わりません。

中級者向け

チャンクを学ぶことは英会話上達に役立つ一方で、単語の“a”を“the”に変えることによって“take a shower”の意味が大きく変わります。「take a shower」は、シャワーを浴びるという意味になりますが、「take the shower」だとシャワーを浴室から取り外してその場から去るという意味になります。意味を変えずに“a”と“the”の変更はほぼ出来ません。そのためこのチャンクの応用は中級者~向けだと言えます。

柔軟な表現

“put on your hat(帽子をかぶる)”という例文を見てみましょう。これは他の例よりも少し長いチャンクで複雑な表現法です。ここでは表現法の複雑さについては話しませんが、同じ意味で“put on your hat”とも“put your hat on”とも言えます。“hat”を他の洋服関係の単語に変えることもできますし、“a”を“my”、“your”や“the”に変えて使うこともできます。このチャンクはとても柔軟性があります。

絵を使う

チャンクを学ぶために帽子をかぶっている人、本を読んでいる人、シャワーを浴びている人などチャンクに使える絵が描かれているフラッシュカードを使うのも良い方法です。絵を使って学ぶと、一度日本語で考えてから英語に訳すということが減ります。絵として記憶して直接英語に結び付けることができるようになります。これは短時間で学ぶために効果的で、全てを一度日本語で考えてから英語に訳すという傾向を減らします。学ぶ価値がありつつも、動きのある楽しいレッスンになります。

家でも部屋の中を動き回りながら楽しく英語のチャンクを学ぶことができます。他の人がみんな机に座って静かに勉強しているような場所でなければ、机に座って勉強をしなければいけないというルールはありません。楽しくチャンクを学んでください!

スミス英会話生駒校 レス

先生が書いた英語版はこちら(English Here)

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in Ikoma, Teacher's Thoughts by smithweb | April 11, 2023 | 1 comments

  • I believe learning about “English chunks” is important for improving our English conversation skills. Practicing saying varieties of things in English, walking around the house is quite fun. I have started doing that when I was 14 years old and it helped me a lot with my English. Chiharu (OTSU)

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