バイリンガル育児と小学一年生

バイリンガル育児と小学一年生
by Chiharu スミス英会話大津校

息子が大津市立の小学校に通い始めてから、早くも11ヶ月半が経ち、一週間で終業式を迎えます。思えば、入学式の後、これから必要な勉強道具や他の持ち物を確認し、「さて、息子に英語でどう説明したものか....」と頭を抱えたものでした。給食袋はschool lunch bag、上靴は indoor shoes、体操服はgym clothesなどなど、息子にとっては、日本語でも初めて聞く物の名前であるはずなのに、我が家ではまず英語で説明するのです。とてもややこしい...

長男が生まれた時、エドワードと私は一つの決断をしました。私は、子供やエドワードと英語のみ使うと。エドワードは、子供や私と英語のみを使い、私が不在時のみ子供とフランス語を使うと。日本において、「子供が自然に英語を習得出来るような環境にしよう」と思った場合、家族の言語ルールが重要になるということを多くの研究書などから学んでいた私たちは、one-person-one-languageのルールを応用してバイリンガル育児をすることにしました。

ゼロ歳から幼稚園に入園するまでは、英語の童謡を歌い、日本の童謡の英語版を見つけてはそれを歌い(「春が来た」や「どんぐりころころ」の英語バージョンがあるんです!)、積み木はblocks、絵本はpicture booksという風に育児と生活の全てを英語にしていました。息子にとっての生活空間も、家の中や近所の公園、時々参加する地域の親子育児サポートイベントのみに限られてくるので、なんとか自然に英語で生活してきました。

ところが、幼稚園という社会デビューを果たすと、英語での育児生活も少しずつ難易度が上がり、息子が小学校に入学して以来、私の頭の中は常にフル回転です。小学校で楽しかった事、悲しかった事、新しく学んだ事、その他様々な事を息子は帰宅後に話してくれます。何語で話してくれるのでしょう。それはもちろん、日本語です。息子が初めて経験した全ての事が、ここ日本で起こっているわけで、彼の先生も友達もみんなが日本語で交流しているのだから当然です。

バイリンガル育児をすると決めたからには、そしてスミス英会話の講師である私としては、本業を発揮せねば。ということで、彼が少しでも日本での経験を英語で伝えることが出来るように、そして伝えたいという気持ちなれるように、息子から聞いたほぼ全ての出来事を英語に置き換えて彼にこう聞きます。

息子「お母さん、今日さあ、席替えしてん。」
Chiharu: “Oh wow, you moved to a new seat today? Who is sitting next to you now?”
息子「Yeah, I moved to a new seat and Arisa-chan is next to me.」
「今度は僕が班長やねんでー。」
Chiharu: “You are the group leader, eh? Nice! Good luck!”
息子 “Thanks!” 「色々やらなあかんねん。」
Chiharu: “What do you have to do?”
息子 “I have to do many things like collecting my group’s bread bags.”

息子が、私やエドワードに学校での出来事を話してくれる限り、英語オンリーのルールに基づき、出来るだけ自然に家族間の会話を続けていきたいなと思っています。末永ーく、息子とお喋りが出来ますように。

Chiharu スミス英会話大津校