“I go to there” や”I go to home” はなぜ間違いなのでしょう?(編集版)
スミス英会話大津校ブログ Chiharu
“I go to home.” →「私は家へ帰ります。」と言っているつもりだけれど、この文は間違っているよと指摘を受けたことはありませんか?私も、英会話学校に通っていた高校時代に、何度もこの間違いをしては、先生に正しい言い方を教えてもらっていました。
正しくは、I go home.
home という単語は、名詞では「家」。to は、前置詞で「~へ」という意味なのだから、”I go to home” でいいのでは?と疑問に思っていました。今回は、この疑問にお答えします。
homeという単語には、様々な意味があります。
ここでは、その一部だけご紹介しますね。
名詞「家、家庭、故郷」
形容詞「家庭の、自宅の」
副詞「我が家に(へ)、故郷に(へ)」
come やgoなどの、動作を表す動詞と一緒にhomeを使う時は、副詞の「家へ」が適用されます。「家へ」という意味には、方向を表す「~へ」がすでに含まれるので、前置詞のtoは必要ありません。
I go home = 私は家へ帰ります という風に言うことが出来ます。
それでは、thereという単語はどうでしょう?こちらも様々な意味があります。
一部をご紹介しましょう。
名詞「そこ」
副詞「そこに、そこで、そこへ、そちらへ」
homeの場合と同じく、come やgoの後には、副詞の「そこへ」が適用されます。
I go there = 私はそこへ行きます という言い方をします。
homeや thereだけでなく、hereという単語も、toを必要としません。
どうしてでしょう?それは、副詞の「ここに、ここで、ここへ、こちらへ」という意味が適用されるから。
I will come here tomorrow = 私は、明日ここへ来ますという言い方をします。
さて、ここで「家へ帰ります」という文に話を戻しましょう。
もし、家についてなんらかの説明を加えなければならない場合は、前置詞のtoが必要となります。
例えば、家が妹の家であった場合 ⇒ my sister’s home
このhome は、副詞ではなく、名詞。名詞のhomeには、「~へ」という意味が含まれないので、前置詞のtoが必要になるわけです。
I will go to my sister’s home this weekend = 私は、今週末に妹の家へ行きます
では、この文を「妹の家へ帰ります」と言い換えたい場合は、どうしましょう?
I will go back to my sister’s home this weekend = 私は、今週末に妹の家へ帰ります
「~へ帰る」や「~へ戻る」と言いたい時は、go やcomeの後にbackという副詞を付けます。
backは「(位置が)もとへ、逆戻りして」という意味の副詞。
名詞の前に置いて「~へ」帰ると言いたい時は、前置詞のtoが必要です。
I go back to Canada = 私は、カナダに帰ります。
She comes back to my house = 彼女は、私の家へ帰ってきます。
She comes back to my home = 彼女は、私の家へ帰ってきます。
このmy homeのhomeは名詞。
☆ちょこっと補足
I go back home = 私は家に戻ります。
I go home = 私は家に帰ります/帰宅します。
back を付けると、戻ることを強調することができますよ!
“go home” や”go there” “come here”を使っておしゃべりしてみませんか?
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スミス英会話大津校 Chiharu
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とても良く理解できて、スッキリしました。
I am happy to hear that 🙂
英語の「?」が解けた時のスッキリ感、嬉しいですよね!
That’s a good explanation. Classroom looks so nice too! Jim