「17歳の私~カナダ初体験~ Part 2」はこちら
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「Part 2」では、カナダの語学学校入学初日に起こった出来事について書きました。この日、私は学校でブラジル人生徒(26歳ぐらいの男性)とお昼ご飯を食べたのですが、その時に背後から私を睨み付けていたメキシコ人の女の子(24歳ぐらい)との交流について話したいと思います。
入学初日の午後、クラスルームへ案内されると、このブラジル人生徒とメキシコ人生徒がクラスメートだと分かりました。授業を一緒に受けるうちに、この明るく楽しい二人とすぐに仲良くなりました。
実は、授業の合間に彼女に聞いたところ、私が入学する数ヶ月前から二人はお付き合いしていたようで、いきなり新入生の私と彼が仲良くお昼を食べているのを見て嫉妬したそうです。
何も分からなくて困っていた私を彼が助けてくれたのだと説明すると、「やっぱり私の彼は素敵だわ~!」と、益々ラブラブ度が増したようでした(笑)。
授業を受け始めたその日から、特にこのメキシコ人の女の子と意気投合し、滞在していたホテルに遊びに来てくれたり、お気に入りのメキシカンレストラ ンへ連れて行ってくれたり、ルームシェアをしている彼女のアパートへ招待してくれたりしました。化粧をしたことがなかった私に、メキシコ流の化粧の仕方を 教えてくれたのも彼女でした。
彼女と過ごした2週間で、本当に色々なことを学びました。
メキシコでは、挨拶をするときにハグ(Hug)をしてからほっぺにキスをするのですが、こんな挨拶をしたのは彼女とが始めてでした。最初はかなり戸惑いましたが、二週間経ち帰国するころには、私もHug&Kissの達人になっていました。日本に帰ってから、「ただいま~~!」といきなりHugをしてしまい、友達を困らせてしまったほどです。
彼女は、バンクーバーで毎日英会話を勉強しながら仕事を探していたのですが、私が帰国する2,3日前にアクティビティ担当の先生から紹介された会社の面接を受け、サマーキャンプリーダーといる仕事を手に入れました。メキシコにいた時からコツコツと英語の勉強をし、異国の地でやりたい仕事を見つけることが出来たのは、彼女が日々前向きに明るく頑張っていたからなのだなぁと思いました。
カナダ滞在期間も終わりに近づき、彼女とお別れするのはとても寂しかったですが、その後も、メールで連絡を取り合い、彼女が当時付き合っていたブラ ジル人との結婚式の写真も送ってくれました。そして、私が21歳ぐらいの頃、カナダでの大学生活中に、バンクーバーで彼女と再会することが出来ました。
様々な国の人と出会い、コミュニケーションを取り、お友達になれるというのは、本当に素晴らしいことですね。
スミス英会話大津校 Chiharu