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カルチャーショック

スミス英会話大津校ブログ

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来日初日

最近、地元滋賀県大津のイベントで講演の依頼を受けました。このイベントは大津市国際親善協会(OIGA)の主催、そして大津市の協賛で運営されました。イベントの目的は地元の組織と大津市に住む外国人が話す機会を持つことです。まず、紹介が20分あり質疑応答、その後1時間話し合う時間が作られました。最終的な目的は地元のイベントに外国人にも参加してもらう、大津市での生活に馴染んでもらう良い方法を見つけることでした。

外国人に起こるトラブル

イベントの前に、大津市に住んでいて経験した問題について質問をされました。私は2007年から大津市に住んでいますが、最初は正直今まで大きな問題があったことはないと思っていました。しかし話し合いを続けていくと、いくつか問題があったことを思い出しました、そしてその全てが言葉に関する問題でした。日本語が話せるようになる前や日本に来た最初の日のことを思い出しました。

2007年1月に日本に到着した時、私はまったく日本語が話せませんでした。それ以前に日本語を勉強したことがなく、「こんにちは、さようなら、どうもありがとう、どういたしまして」の4単語しか知りませんでした。そしてこの単語のうち2つは、実際にはほとんど使わないことを早々に知りました!私は関西国際空港に到着し、当時仕事を始めることになっていた英会話NOVAのスタッフと妻のチハルに会いました。NOVAのスタッフが私の荷物を家まで配送してくれて、チハルから電車の切符の買い方と乗り方を教えてもらいました。私はまるで生活の基本もまだ知らない赤ちゃんのようで、全てのことを誰かにやり方を教えてもらわなければなりませんでした!

日本到着2日目、チハルは仕事があったので付近を案内してくれる友人を紹介してくれました。彼は近所に住む青年でとても賢い人でした。初めての日本の“ママチャリ”を買うために私を地元のお店に連れて行ってくれて、その後大津市を自転車で回り案内をしてくれました。初めに彼から教わったのは日本語の「右」と「左」で、自転車で案内中に道を曲がる時、後ろにいる私に進む方向を伝えてくれました。新しく知った単語でしたが、会話をするにはまだ十分ではありません。

苦労

初めは苦労することもたくさんありました:レストランでメニューが読めない、オーダーできない、地域のミーティングに参加できない、全ての買物が難しい!ある日、”レーズン”を買いたかったのですが、日本語がわからなかったという事があったのを覚えています。日本語で“dry(乾燥)”と“grapes(ぶどう)”と調べて、日本語で質問する練習をして、地元のスーパーマーケットに行きました。スーパーの店員に「乾燥ぶどう」を売っているかと質問したら、店員は困惑していました。質問を何度か繰り返したら、店員は遂に「Raisins(レーズン)?」と理解して英語で言ってくれました。レーズンを見つけることができてほっとしましたが、同時に2つの大事なことを学びました:違う言語でも同じ単語があること、言語は語彙以上にも必要なことがあること。

その後数カ月、私は大津市や滋賀県、京都、奈良、大阪の観光を楽しみました。主に1人で旅をしましたが、どこに行ってもとても孤独を感じました。これは私が経験した初めてのカルチャーショックでした:観光地ではたくさんの人がいましたが、その人達はみんな知らない人です。たくさんの人が周りにいても、話をできる人はいません。人々に囲まれながら混んでいる道を歩いていて何度か涙が出ましたが、人々の中には私を知る人も、私が涙していることに気づく人もいません。言語の力や重要性が明確になりました:この社会の一員になりたければ、言語を学ばなければならない。

学校で学ぶ

私は大津市国際親善協会で日本語の初級レッスンを取り始め、その後大津市石山にある地元の語学学校でマンツーマンのレッスンを続けました。レッスンは楽しかったですし、先生のことが大好きでした。私の日本語力が上がると、自信がついて、社交性も上がりました。地元の消防団とアイスホッケーチームに参加できるようになりました。NOVAでの仕事を辞めて、スミス英会話大津校で働き始めました。日本語を学べたおかげで、より良い仕事を始め、人生をより楽しめて、地域の一員として活動的になることができました。言語を学ぶのはどの年齢であっても、利点があります。

学んだこと

何年もかけて勉強を続けて日本語が上達しました、そして現在大津校の生徒様の英語を上達させるお手伝いができることを誇りに思います。私自身も言語の力を知っていますので、できる限り多くの人の語学上達、そして彼らの語学学習が目標に届くようにお手伝いすることが私のゴールです。カルチャーショックに向き合うのは大変ですが、言語がそのショックを乗り切る手伝いになります。どこにでも文化の壁はありますが言語が壁を乗り越える鍵になるでしょう。私は言語を学ぶこと、言語を教えること、そしてできるだけたくさんの人々とコミュニケーションを図る能力を築くことが大好きです。ぜひスミス英会話大津校へ来て私とお話ししましょう

スミス英会話大津校 エドワード

先生が書いた英語版ブログはこちら(English Here)

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in Ohtsu, Teacher's Thoughts by smithweb | July 18, 2023 | 1 comments

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