教室では、テーブルを挟んで生徒さんたちからさまざまな夢を聞くことがあります。スミス英会話に通っているということで、英語が上手に話せるようになりたいと言う生徒さんが多いのは当然ですが、それだけではありません。海外に住んでみたいと言う生徒さんもいれば、自分の会社を立ち上げたいと話す生徒さんもいます。

一方、子どもと一緒に馬に乗りたい、といったシンプルな夢を聞くこともあります。みなさんの夢がどんなものであれ、私がその夢に貢献できるのであれば、これほど嬉しいことはありません。

これまで、いい学校に入れるように、試験に合格するように、仕事が見つかるようにと、生徒さんたちのお手伝いをしてきたのですが、数年前にある生徒さんから、本を出したいから手伝って欲しいと頼まれ、とても光栄に思いました。そして『かけがえのない日々』が世に出され、その経験は私にとっても著者の生徒さんにとっても素晴しいものとなりました。完成までにかなりの努力を要したにもかかわらず、彼女はもう一冊本を書くことを決め、再び彼女の本の英語部分の手伝いをしました。第2作目の『仁香、頼む!1本の電話から』は前作にも増して大変な作業となりましたが、生徒さんも私もそのやりがいを楽しんでいました。去年11月に出版され、現在はアマゾンだけでなく、大きな書店でも購入できます。どちらの本にも、数分で読めるくらい短い物語が入っています。少ししか時間がないような時も読みきれるので、そういう時には最適です。もしもすきま時間を埋める本をお探しなら、是非チェックしてみてほしいと思います。おまけに2冊とも日英対訳となっているので、ある程度の語学力をお持ちの英語学習者のみなさんや、日本語学習者の方には教材としてもお使いいただけます。

彼女の本を書店で見るといつも笑顔になってしまいます。彼女の夢を叶えるサポートするという自分の役目を果たせたからです。私が自分の仕事が大好きな理由のひとつは、ここにあります。

Adrian

in Hirakata, Teacher's Thoughts by Mark | February 16, 2010 | 0 comments

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