滋賀、近江舞子のオーベルジュから学ぶ「非日常」を味わう幸せ

滋賀、近江舞子のオーベルジュから学ぶ「非日常」を味わう幸せ
by Chiharu, スミス英会話大津校

先日、エドワードと私は息子を連れて近江舞子へ行って来ました。目的は、私達が結婚式を挙げた場所「オーベルジュメソン」へ里帰りすることでした。私達は、毎年、結婚記念日を祝いにこの比良山麓の森にあるオーベルジュを訪ね、フレンチコースのランチを食べたり、時には夕食を頂いてから宿泊することにしています。私達が訪ねる度に、オーナー夫妻やスタッフの皆さんが温かく迎えて下さり、「ただいま」という気持ちになります。

このオーベルジュメソンは、私にとって「非日常」を堪能できる場所です。ここを結婚式の会場に選んだ理由は、オーベルジュの佇まいや周辺の景色がエドワードの故郷、ナナイモを思い起こさせるものだったからです。私はナナイモにある大学を卒業しているのですが、私にとって、とてもほっこり出来る場所でした。緑に囲まれた小さな町で、そこに住む人々は、忙しいながらもリラックスする時間を見つける必要性を認識しており、人生を自分なりに楽しんでいるように見えました。この、なんとも言えないゆったり感が、今の私には「非日常」のように感じられることがあります。

毎日の生活の中には、楽しいことや嬉しいことが沢山あります。しかし、その喜びを味わい、幸せに浸る時間がゆっくり取れているのかと聞かれると、「うーん、どうだろう?」と首を傾げずにはいられません。時間に追われ、バタバタと忙しく動き回らねばならないという「義務」が、私達について回ります。「これをしなければならない」と思いながら一日を過ごしていると、小さな幸せを見過ごしているかもしれません。

オーベルジュメソンでの滞在の醍醐味は、「しなければならない」事から離れ、ただゆったりと時間を過ごすことなのです。木々を見上げながら、忙しい日々を見つめ直すも良し、ライブラリーにある本に読みふけるも良し、コーヒーを片手に子供とブロックで遊ぶも良し。私にとって、このような時間の過ごし方が、「非日常」のように感じられます。皆さんはどうですか?普段、このように時間を過ごしていますか。このように過ごしたいと思いますか。時間と空間の使い方やそれらに対する感じ方は、人それぞれ。私達は、メソンさん流のおもてなしでほっこりできます。だから私たちは、毎年近江舞子に帰ってくるのです。

滞在中、エドワードと息子が昼寝をしている間に、こんなことを思い出しました。

私が高校生だった頃、毎日毎日学校の宿題に追われ、部活にも参加し、「しなければならない」事を唯々こなしていた私にも、「非日常」の世界に浸ることができる場所があったということを。どこだったと思いますか?それは英会話学校でした。日々、日本語で学校の授業を受け、日本語で先生、友人、家族とコミュニケーションを取り、日本の風習、習慣、価値観に囲まれて過ごしていた私。英会話学校に一歩足を踏み入れると、別世界が広がっていました。その時に感じた安堵感、肩の力が抜ける感覚、自分自身を英語で思いっきり表現出来る喜び。日本の外にも世界があり、日本語以外の言語で生活する人々が存在することを確認できる心強さ。そして、周囲の人々と自分は違う人間であり、それぞれに個性があり、その個性を言葉で主張することを褒めてくれる先生に毎週会えるという幸せ。毎週、英会話学校に通うのがあんなにも楽しかったのは、45分間「非日常」空間でしか味わえない幸福に浸れるからだったのでしょう。もし、スミス英会話大津校に通う生徒さんが、私たちのレッスン中にこのような「非日常的」な喜びや幸福感を少しでも感じていて下されば、エドワードも私も大変嬉しく思います。

「非日常」を感じられる場所があるということは、人間にとってとても大切だと私は思います。日々の生活が悪いわけではありません。ただ、いつもと違う場所で、違うことを、違うスピードで行うことによって、普段の自分自身のことや自分の周りの人々のことを落ち着いて考えることができますし、新たに何か良いことを発見出来るかもしれません。

オーベルジュメソンの皆さん、エドワードも息子も私も、ゆっくりと穏やかな時間を過ごすことが出来ました。
夕食も朝食も大変美味しかったです。私一人、朝5時に起きて、メソンさんの周りを散歩したのですが、木々の蒼さと小鳥のさえずりに癒されました。素敵な時間を有難うございました。
来年も、メソンさんで結婚記念日のお祝いをさせていただきたいと思っています。
「帰る場所」があるというのは幸せなことですね。
次にお会いできる日を楽しみにしています。

Chiharu, スミス英会話大津校

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