夏風邪をひいた息子が食べた病人食は何でしょう?

夏風邪をひいた息子が食べたカナダ流の病人食は、何でしょう?
by Chiharu、スミス英会話大津校

皆さん、暑い日が続きますが、お身体の調子は如何ですか?
夏風邪が子供達の間で流行っているようで、私の2歳になる息子もお盆前から1週間程高熱を出して寝込んでいました。子供は、突然40度ほどの高熱を出すので、親はあたふたしてしまいます。

熱が出た1日目、私がスミス英会話大津校でのレッスンを終えて帰ると、玄関まで息子が飛んで来て、おいおい泣き出してしまいました。私が帰るまで泣くのを我慢していたようです。息子は何も食べたくないようだったので、水分補給だけはしっかりとして、出来るだけ寝て安静にしてもらうことにしました。

2日目、まだ高熱は続いていましたが、少し症状がましになったので、何か栄養のあるものを用意することにしました。
ここで問題です。エドワードが準備した病人食は何だったでしょう?

1.ミネストローネ(トマトベースのスープ)
2.チキンスープ(鶏ベースのスープ)
3.オートミール(オーツを使ったミルク粥)

答えは、2.チキンスープです。

カナダでは、病人食といえば、チキンスープなんです。鶏肉をベースにしたスープに、マカロニなど小さめのパスタを入れて食べます。私がカナダの大学に留学中、当時小学生と中学生だったホストシスターやブラザーが寝込んだ時も、ホストマザーがチキンスープを毎回作って食べさせていました。え、チキンスープ???何で???と思いホストファミリーに尋ねてみましたが、「病気の時はチキンスープを食べるんだよ。」という返答で、特に理由はなさそうでした。ホストファミリー以外でも、カナダ人の友達が病気の時に、何か食べたいものがあれば作るよと言うと、「じゃあ、チキンスープ作って!」と言われ、どう作ったらいいんだ???どんなスープなんだろう???具は鶏肉とパスタだけ???と悩んだ記憶があります。エドワードの家族も、エドワードや彼の妹が病気の時は、お母さんがチキンスープを用意してくれましたし、やはり、カナダではチキンスープが一般的な病人食のようです。

では、次の問題です。カナダで、風邪をひいた時に飲む一般的な飲み物はなんでしょう?

1.コカコーラ
2.オレンジジュース
3.ジンジャーエール

答えは、3.ジンジャーエールです。 ジンジャーエールといっても、そのまま飲むのではなくて、炭酸の抜けたものを飲みます。Flat ginger ale と言います。
風邪をひいて喉が痛いんだぁとか、お腹が痛いんです。。とカナダで言うと、しきりにこの炭酸の抜けたジンジャーエールを飲むように勧められます。本当の話です。

高熱が出てしんどい息子は、少しだけエドワード特製チキンスープを食べてくれました。2歳の息子がいっぱい食べることを期待して作られた病人食というよりは、看病で疲れ果てたエドワードと私の為の美味しい看病食として大活躍でした。 鶏肉とマカロニだけではなく、お野菜たっぷりだったので、栄養満点でしたよ。カナダのこういった食文化を取り入れながら子育てをしていますが、流石に炭酸の抜けたジンジャーエールを2才児に与えようとは思わなかったので、麦茶、水、りんごジュースを飲んでもらいました。

日本で病人食と言えば、お粥、おじや(肉や野菜を入れて作るお粥)、甘くした葛湯、温かいうどん、などでしょうか。それぞれの家庭で味付けや具が違うと思いますが、一般的にこういった物を食べると思います。これも、日本の大切な食文化です。留学をすると、語学だけではなく、その土地特有の食文化などを学ぶことができて、大変面白いです。同時に、自国の文化についてもよく考えさせられます。例えば、この病人食についてホストファミリーやカナダ人の友達にチキンスープのことを学ぶ代わりに、日本のお粥、おじや、うどんのことについても語ることになります。”What do you usually eat when you are sick? (病気の時、あなたは大抵何を食べるの?)” と聞き返された時に、スラスラと説明できるといいですね。

Chiharu、スミス英会話大津校

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