先日、妹とTinted Windowsというアメリカのバンドのコンサートへ行って来ました。2009年に結成したばかりの新しいバンドですが、メンバーたちは、それぞれが別の有名なバンドに所属しており、歌も演奏も洗練されていてとてもパワフルです。
今回、何故このバンドのコンサートへ足を運んだのかというと、私が13歳の頃から好きだったHansonというバンドのメンバー、Taylorがリードボーカルを務めているからでした。中学生の頃から、一度は実際に演奏を聴いてみたい、本人を見てみたい、そして、もし可能なら英語で話してみたいと思っていました。(絶対に話す機会などないだろうとは思っていましたが(笑)。)
「単純だなぁ」と笑われるかもしれませんが、私が中学生の頃、英語の勉強に力を入れるきっかけになったのも、Hansonの歌の歌詞を理解したいという思いからで、米国に興味を持ち、真剣に滋賀県大津市中学生海外派遣事業参加を考えたのも、彼らに会う機会をいつか作りたいという希望があったからでした。
こんな理由から英会話を始めた私ですが、今回のコンサートでは、「英会話を頑張っていて本当に良かった!」と思う出来事がありました。
コンサートが始まり会場全体が興奮に包まれる中、曲と曲の間のトークをTaylorが務めていました。もちろん、トークは全て英語。
曲紹介をしていたTaylorが、
“I really miss the time of using cassette tapes to listen to music!” と言い、会場の誰も同意する人がいない中、彼のトークを一言も聞き逃すまいとしていた私は思わず、
“Me too!” と大きな声で叫んでいました。
私から1,2メートルぐらいの所にいた彼は、私に素敵な笑顔を向けて、
“You too!”と返してくれました。
ほんの少しでしたが、憧れのTaylorと言葉を交わすことが出来、この時ほど、
「英会話を頑張っていて良かった~!」と思う時はありませんでした。
“Hansonと英語で話す”という夢が叶い、今もまだ興奮状態の私です。
スミス英会話大津校 Chiharu