アメリカ滞在記~中学2年生の私~困ったなぁ!!編

滋賀県大津市中学生海外派遣事業を通して体験したホームステイが、生まれて初めての海外旅行だったことは準備編ホームステイ編に書きましたが、この10日間のアメリカ滞在で本当に様々な事を学び感じました。国際交流で体験すること全てが勉強になることばかりですが、特に心に深く残る貴重な体験というのは「困った時」や「悩んだ時」に遭遇するのではないかと思います。10日間のアメリカ滞在中に経験した「困った瞬間」を、思い出せる限りリストにしてみたいと思います 🙂

1.出発当日、関西国際空港にて。派遣団員(皆中学2年生)の一人のパスポートが見つからず、結局のその生徒一人次の日の飛行機で出発することに。次の日、無事現地で集合。パスポートだけはちゃんと持って出発しましょう!

2.入国審査の時。物凄く長い列が何列もできていたため、団員18名と引率教員2名が夫々ばらばらの列に並ぶことに。私と友人はたった二人で列に並んでいた為、順番が回ってきた際に怖い顔をした審査官の所へ一緒に呼ばれ、英語で質問攻めにあう。もちろん、私も友人も何を言われているのかさっぱり分からず、暫くして片言の日本語が話せる審査官が呼ばれ、日本語で質問に答えた。「なんで子供が二人で旅行しているんだ?」と聞かれ、「引率の先生が別の列に並んでいるんです!」と説明するが、なかなか納得して貰えず入国審査を通過するのにかなりの時間が掛かり、とても不安な時間を過ごす。あの時は、本当に心細かった~!

3.滞在2日目。ワシントンD.C.にあるホワイトハウスを訪問できることになり、入館させて頂けたのは素晴らしいことだったが、団員の一人が”Presideーーーnt!!大統領~~!”と大きな声で叫んだ為に、体格の良い警備員に厳しく注意されるはめに。ちょっと怖かった。。

4.3日目。バスでアメリカからカナダへ移動。カナダのナイアガラ近郊にあるお土産屋さんでトレーナーやTシャツを購入した時、レジで値段が聞き取れず、結局レジの人に私の財布から金額分を抜き出してもらった。今思えば、たとえレジの人がいい人でも危険なことをしたと思う。お金の数え方を練習していたのにも関わらず、実践出来なかったことにちょっとがっかり。

5.ホームステイ中。ある夜、ホストファミリー宅の庭にある巨大ジャクージに入ろうと勧められ、自分の部屋で水着に着替えることに。まず、ジャクージ Jacuzzi の意味が分からず、その説明を理解するのに15分かかり、ジャクージに入る為に水着に着替える必要があることを理解するのに15分。そして、部屋で水着を着ようと服を脱いでいた時に外からドアをノックする音が!ノックしていたのは、私のホストシスター。ドアを開けていいかと聞いているような感じだけれど、英語が全く理解出来ない。ほぼ裸状態だった私は、”Stop!” や”Please don’t open the door!”や “Hold on.” 等何も口から出てこず、ホストシスターが思いっきりドアを開けてしまい、とても恥ずかしい思いをした。状況を理解したホストシスターは、何かもごもご言いながらドアを閉めていたけれど何を言っていたのか未だ分からない。多分、「着替え終わったら言ってね。。。」程度のことだったと思う(笑)。

6.8日目。ホストシスターが通う中学校にて授業体験の日。ホストシスターが数学の授業を受けている最中、いきなり「ビーーーーーーー」と激しいサイレンが鳴り、全校生徒が一斉に学校の外へ走り出すが、ホストシスターの隣にただちょこんと座っていた私には、一体何が起こっているのか全く想像が出来ない。廊下では生徒が右往左往走っているし、いきなり警備員らしい人達がそこら中に立って生徒を誘導しているし。ホストシスターからはぐれない様に大慌てで校舎の外へ出てみるが、まるで何もなかったかのように生徒全員校舎へゆっくりと戻っていく。残念ながら何が起こったのかホストシスターに英語で聞くことは出来なかったけれど、状況から判断して火災訓練か何かだったのではないだろうか。。。。あの時は、ホストシスターを見失わないようにしようと本当に必死だったけれど、今から思えばとても貴重な体験だったと思う。

ほんの10日間の滞在でしたが、上記以外にも沢山「困った瞬間」がありました。ここでの”困る”というのは、決して否定的な経験ではなく、新しい環境で出会う文化・習慣・言語などに触れる中で湧き上がる疑問に上手く対応するきっかけを与えてくれ、新たな発見へと導いてくれるものだと思います。当時、このホームステイの準備として近所の月謝制英会話学校に通っていたのですが、「出発前にこんな表現、あんな言い回しも練習しておけばよかったなぁ。帰ったら挑戦してみよう!」と新たな課題を与えてくれました。

自分が慣れ親しんでいる環境から飛び出し、新しい事を経験し学ぶということは本当に素晴らしいことですよね。私は、未知の世界に触れることで、自分の国や文化そして自分自身についても新しい発見をすることができました。中学2年生の時体験した事、あの時の喜びや驚き、疑問を忘れずにいたいと思います。

スミス英会話大津校 Chiharu