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  • スミス英会話大津校ブログ:バイリンガルを育てたい~How?~

エドワードと私は、現在1歳5ヶ月の息子をバイリンガルに育てよう!と毎日奮闘しています。

日本でも、小学校で英語の授業が始まり、子供に英会話や英語を学ばせたいと思っている親御さんも増えているようで、私達のところにもよく「子供に英語を教えてもらえませんか」とご相談に来られます。バイリンガルを育てたいという気持ちはあっても、どうしていいのか、何から始めたらいいのか分からず悩みますよね。

バイリンガルを育てるには色々な方法があり、世界では様々な研究が行われています。
方法として取り上げられている例をあげますと、

1.親はそれぞれの母国語を使って子と話す(親の母国語が違う、どちらかの言語が居住地で話されている場合)

2.親は居住地で主に話されていない方の言語を使って子と話す(親の母国語が違う、どちらかの言語が居住地で話されている場合)、子供は居住地の言語を家の外(保育園や小学校など)でのみ使う

3.親は自分達の母国語を使って子と話す(親の母国語が同じ、親の母国語と居住地の言語が違う場合)

4.親はそれぞえれの母国語を使って子と話す(親の母国語が違う、親の母国語と居住地の言語が違う場合)

5.片親はいつも第二言語を使って子と話す(親の母国語が同じ、親の母国語と居住地の言語が同じ)
例えば、日本に住み、両親の母国語は日本語。片親は、第2外国語の英語を使って子と話す。

6.親は母国語を使って子と話す(親の母国語が同じ、親の母国語と居住地の言語が同じ)、親の母国語と違う言語を話すベビーシッターを雇い、子はベビーシッターと過ごす(第二言語を使って)

7.親は母国語を使って子と話す(親の母国語が同じ、親の母国語と居住地の言語が同じ)、子は第二言語を主に使う学校へ通う(インターナショナルスクールや言語学校等)

私の家族の場合は、日本語を母国語とする私と英語を母国語とするカナダ人との国際結婚なので、2番にあたります。

私もエドワードも日本語を話すことは出来ますが、息子が産まれて以来、一度も息子に対して日本語を使っていません。家の中でも外でも、常に英語を話しています。息子が日本語に触れるのは、ご近所さんと挨拶をする時、私の家族(全員日本語を話す日本人)と過ごす時、日本人のママ友やその子供達と遊ぶ時のみです。私は日本語でママ友達と話しはしても、息子に対しては常に英語です。周りの人達に失礼にならないよう、「バイリンガル子育て中で、息子とは英語でのみ話をしていますのですみません。」と一言必ず伝えるようにしています。

上に挙げた以外にも、場所で言語を変えるという方法もあります。たとえば、家の中は英語、外は日本語という風です。
私達の場合は、one person-one language(特定の人=特定の言語)が合っているので、人によって言語を決めています。私とエドワードは英語、私の母(息子にとっての祖母)は日本語、私の妹(息子にとっての伯母)は日本語というかんじです。

バイリンガル育児で大切なこと:
1.使う言語を決めたら、ずーーーーっとその言語を毎回使うこと(Consistency is the key!)。
私とエドワードは英語と決めたので、日本語は一切使わず英語のみ使う。
ころころ言語を変えてしまうと、どちらでもいいのかと子供が理解し、居住地で主に使う日本語に英語が負けてしまい、将来英語を使わなくなってしまう可能性があるようです。

2.バイリンガルを育てるぞ!と決めたらすぐ始めること。(Start it now!)
だらだらと悩まず、この日にスタートと決めたら実行に移そう!

3.母国語も第2言語も、言語学習には親の関わりが重要。(Communicate with your child!)
親が積極的にその言語を使い、子供とコミュニケーションをとろう!

Chiharu
スミス英会話大津校

in Ohtsu, The Small Room by Mark | July 15, 2012 | 2 comments

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