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「most」と「almost」の使い方に悩んだら
By Chiharu, スミス英会話大津校

英会話のレッスンを受けたり、英語で日記をつけたりしていると、「あれっ、こんな時はどっちの単語を使うんだったかな?」と悩むことはありませんか?私が高校受験のために勉強していた頃、「most」と「almost」の使い方が分からず苦労しました。

「most」の意味の一つは、”大部分[大多数]の、たいてい[たいがい]の “。これは形容詞なので、名詞が後に続きます。例えば、

Most people like apples. (たいていの人は、りんごが好きだ。)
Most students finished their homework. (ほとんどの生徒が、宿題を終わらせた。)

上の文の「most」に、うっかり「of」をつけると、間違いになります。

X Most of peoplelike apples.
X Most of students finished their homework.

Most of ーと言いたい場合は、most of の後に、the, these, those, this, that, 所有形容詞(my, your, his, her)、固有名詞、代名詞が必要です。

O Most of the people I know like apples.
O Most of them finished their homework.

今度は、「almost」を使って文を作ります。
「almost」の意味の一つは、”ほとんど”。これは、副詞ですので、下記のような文は作れません。

X Almost people like apples.
X Almost of the people like apples.
X Almost students finished their homework.
X Almost of them finished their homework.

“ほとんど”という「almost」の意味と、”たいていの、ほとんどの”という「most」の意味が同じように思われるため、英会話のレッスン中などに生徒さんが、この二つの単語を間違って使ってしまうことがあります。

では、「almost」を使って、”ほとんどのー”と言うには、どうしたらいいのでしょう?
「Almost all」と言えばいいのです。

Almost all people like apples.
Almost all students finished their homework.

気にとめていただきたい事ですが、「almost all」 と「most (of)」は、全く同じ意味というわけではありません。「almost all」は、”ほどんど全員/全部”という意味なので、90%以上ぐらいを想像しましょう。そして、「most (of)」は、”大多数/大部分”という意味なので、60%以上ぐらいを想像しましょう。

「almost」には、”すんでのところで、もう少しで”という意味もあります。例えば、

I almost ate it. (もう少しで食べるところだったよ。)
I almost finished my homework. (ほとんど宿題を終わらせたよ。)

間違いを恐れず、レッスン中に、「most」や「almost」をどんどん使ってみて下さいね!練習あるのみ!

Chiharu、スミス英会話大津校

in Ohtsu, Teacher's Thoughts, 英会話上達のコツ by Mark | January 22, 2016 | 0 comments

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