人形を使った英語の教え方
スミス英会話生駒校ブログ
子供たちにとって興味をそそられて楽しめる英語を教えるために、人形を使った方法がたくさんあります。これまでのブログで“動きながら英会話レッスン”を書きました。“ボールを使って英会話レッスン”というブログも書きました。今回は人形を使った英会話レッスンについて書こうと思います。具体的には、私はぬいぐるみを使います(人形を使って教えることには効果がたくさんあります)。
英語のあいさつを教える
スミス英会話生駒校のキッズコースに通う生徒様は全員が日本人です。日本のあいさつの特性は英語圏のものは少し違います。そしてレッスン以外で英語を使う時は初めて会う人に対して英語で話す機会も多いでしょう。そのため、丁寧なあいさつのやり方も教えたいと思っています。英語のあいさつを教えるのにぬいぐるみを使うと、子供たちは会話の流れを見ることができます。ぬいぐるみを通して話すので、彼ら本人は会話を外から見ているようなものです。生徒様は直接自分たちが話すよりもぬいぐるみを通す方が、緊張せずにやりやすいようです。
前置詞を教える
前置詞は多くの生徒様にとって学ぶのが難しい傾向にあります。前置詞は名詞、動詞、形容詞などの“内容語”の反対の“機能語”にあたります。文章で発音する時には機能語にはストレスがつかず聞き取りが難しくなります。ですが、ぬいぐるみを使って前置詞を教えると分かりやすく簡単です。私たちはシンプルな前置詞をゲームの中で何度も繰り返します。これによって前置詞の聞き取りやスピーキングが強くなります。
前置詞を学べるゲームの例を1つご紹介します。
まず、5色の段ボール箱を並べて、家が並んでいるようにします。そして動物のぬいぐるみの入った別の箱を用意して、教室の床やテーブルの上など段ボールの家から1.5メートル程離れた場所に置きます。1人が段ボールの家の後ろに立ち、もう1人はぬいぐるみの箱の近くに立ちます。ぬいぐるみの箱に近い方の生徒様が箱からぬいぐるみを選び、指令を出しながら段ボールの家の後ろに立つ生徒様にぬいぐるみをパスします。指令は「受け取ったぬいぐるみを段ボールの家のどこに置くか」というもので、「Put the mouse ON the yellow house. (ねずみを黄色の家の上に置く。)」といった感じです。パスされた生徒様はぬいぐるみをキャッチして、指令をリピートしながら置きます。
このゲームは、彼らはスピーキング力と聞き取り力の練習になります。それ以上に、リピートする癖がつきます。リピートは英語を学ぶのに最も効果的な方法のひとつです。聞き取って声にだしてシンプルにリピートすること、たとえ小さな声でも、会話能力がとても上達します。
文法を教える
英語の発言や疑問で起こる“倒置(主語+動詞が、逆の動詞+主語の順になる)”を強化する方法としてぬいぐるみを使うのが適しています。
生駒校で行っているゲームをご紹介します。生徒様はメインのぬいぐるみを1つ持ち他のぬいぐるみに対して順番に「You are a ~.」と言いながら識別していきます。そして、お互いが見えないように置いた障害物の前にさきほど識別されたぬいぐるみ達が来ます。反対側で待っているメインのぬいぐるみは障害物の前に来たぬいぐるみが何なのか、「Are you a ~?」と聞きながら当てます。
このゲームによって説明をしなくても文法を学べますし、文の構造を覚えることができます。これだけでは文法のポイントを教えるのに十分ではありませんが、文法を学ぶスタートとしてや英語練習“ゲーム”への慣れとして素晴らしい方法、またこれが“勉強”だと感じる生徒様はほとんどいません、楽しいものなのです。
ルーティーン
少し前(1,2年前)、私は三人称単数の“s”を教えることを考えていました。ぬいぐるみを使って教える良い方法があるはずだと思いました。年が幼い頃からやれば生徒様も覚えられて自然に使えるようになるのではないかと。
始めたのはぬいぐるみを使って毎日のルーティーンを話すというものでした。生徒様は家を何軒か横に並べてセットします。そしてそれぞれの建物の名前のカードを置きます(銀行、駅、おもちゃ屋など)。ぬいぐるみを操りの建物ごとのルーティーンをひとつずつ話します。ぬいぐるみは動物のぬいぐるみなので、日課のルーティーンもおかしなものになり人間の日課とは違ったものになるので、かなり自由度があります。そこで私は動詞が書いたアクションカードを足して、それぞれの建物に1~2つのカードを置くことにしました。生徒様はぬいぐるみの動物がそれぞれの場所で何をするのかを話してくれます。このゲームでは全て“action verbs(動作動詞:run, clean, think, etc)”を使っています。そしてこれはぬいぐるみ(三人称)のルーティーンの話しをしているので、現在形には“s”がつけて話すのが自然です。子供たちはすぐに慣れました。ご両親は彼らがぬいぐるみ(第三者)の日課を“難しい”英語を使って話していることに感心されます。
スミス英会話生駒校 レス
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