スミス英会話大津校ブログー日本の学校給食 美味しくて栄養満点!
by Chiharu スミス英会話大津校
Chiharu asks, “What did you enjoy the most at school today?”
An elementary school student answers, “I enjoyed my lunch time the most!”
私が小学生に学校での一日について尋ねると、上記のような返事が返ってくることがよくあります。驚かれますか?毎日美味しくて栄養満点の温かい手料理を食べられるのですから、不思議ではありません。私が小学生だった頃(20年以上前ですが)、月始めに学校から渡される献立表を見て、「今日はこれが食べられるのか!」と楽しみにしていたのを覚えています。今年4月で小学3年生になる長男も、「今日は災害時に配給される食事だったよ。結構美味しかったで。」とか、「今日のハンバーグとプリンが美味しかった。いっぱいおかわりしたで。」とか、「給食当番でお汁担当だから、味噌汁をつぐのが上手なんやで!」と楽しい話を聞かせてくれます。このように、母となった今、献立表をながめながら、昭和23年頃に始まった給食の素晴らしさを改めて痛感しています。
思い起こせば、「給食とお弁当」が当たり前ではないということに初めて気付いたのは、私が14歳の時。アメリカでのホームステイ中、同年代の人たちが学校で食べているものを見た時でした。ホストシスターが紙袋にポンポンとりんごとミニカップのヨーグルトとポテトチップスを入れて学校へ向かうのを見た時は本当に驚きました。そうか、アメリカはおにぎりと卵焼きの国ではないんだ!給食当番の服を着て、クラスメートのために温かい食べ物をよそうことはしないのか!いただきますって言わないのか!給食センターで私の給食を毎日作ってくれていた人たちや、お弁当を作ってくれていた母にとても感謝した瞬間でもありました。
他県のことはよく知りませんが、私達の住む滋賀県大津市は食育に熱心なのではないかなと思います。「日本の食文化に対する理解を深める」、「適切な栄養を摂取し健康を促進する」、「食料の生産や流通の理解を深める」、「環境の保全に寄与する態度を養う」、「食に関わる人々の勤労に感謝する」など学校給食の目標をしっかりと定め、文部科学省で決められた栄養所要量の基準をもとに献立が考えられています。おかずは、 煮物、揚げ物、焼き物、炒め物、蒸し物、汁物など様々な種類の料理方法で調理されていますし、 お正月献立などイベント食、郷土料理、外国料理などもとり入れられています。 おだしは削り節、昆布、煮干しなど日本食ならではの食材を使い、滋賀県産の米、小麦、牛乳、野菜なども豊富に使われています。
例えば、1月18日の献立 (滋賀の産物を食べようデー)579kcal
こまつなのそぼろ丼(大津産米)、牛乳、わかさぎの磯辺揚げ、お講汁
献立表には、この料理を作る時に使う食材や調味料が細かく栄養素ごとに分類され、エネルギー量、タンパク質と脂質量も記載されています。
日本では、まるで当たり前のように存在する学校での昼食風景ではありますが、細部にまで心を配り計画され、多くの人々の働きで成り立っている給食は、世界に誇れる大切な日本文化だと思います。このように私達を日々こつこつ支えてくれている小さいようで大きな慣習を、興味を持ってくれる世界中の人たちに紹介できるといいですね。
Chiharu スミス英会話大津校
大津校ブログ
無料体験レッスン (マンツーマン・完全予約制)のお問い合わせはコチラから!
日常英会話を学びたい方にはノーマル月謝制コースがおすすめ!
スミス英会話のFacebookをチェック!

2007年からず~っと
共に歩むスミス英会話大津校の教室風景
生徒の皆さんにもっとゆっくりくつろいでいただけるよう少しずつ模様替え中