言語は生きている
言語は、常に変わり続けています。
言語学を学んだ方ならこのことをよく知っていると思いますし、第二外国語を学んでいる方もだんだんと分かるようになるでしょう。また、それ以外の人も過去を振り返ってみれば思い当たることがあると思います。あなたが若いときは使っていたけれどもう使われていない言葉、昔は使われていなくて(またはあまり知られていなくて)最近は使う言葉などがあるのではないでしょうか。
新しい言葉はどんどん生まれ、古い言葉はどんどん使われなくなって消えていきます。意味も変わっていきますし、使い方も変わっていき、世代によっての違いもあります。
私は最近、「ヤバイ」という言葉に関する記事を読みました。もともとこの言葉は「危ない」とか「リスキーだ」といった意味ですが、最近では「とても素晴らしい」という意味でも使われるようになっているそうです。もともとの意味とはほぼ真逆の意味ですね。またこのThe Japan newsの記事には、この新しい意味も今では複数の辞書に載っていて、公式に認められていると書いてありました。この言葉の意味や使い方、これも、他の多くの言葉と同様、言語の中で起こる変化の一部です。
皆さんはどちらの意味で「ヤバイ」を使うことが多いですか?
言語は決して普遍なものではなく、常に変化をする生きたものです。同時に私たちも時代遅れにならないように定期的に知識をアップデートしていかなければなりません。私は言語を学ぶのが好きなのですが、なかでもこういうところが言語の面白さだと思っています。私はフランス語と日本語を勉強しているので、いつも使っている英語同様、それぞれの言語が変わっていくのを感じます。そして、新しい言葉や意味、使い方を学ぶのを楽しんでいます。
言語を学ぶのは本当に面白いですね!
スミス英会話大津校 エドワード
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