俳優になったつもりで日記を音読して英会話力UP!
by Chiharu
スミス英会話大津校で英会話講師をしている私ですが、初めから英語がペラペラ話せたわけではありません。中学校へ入学して、授業でABCを学ぶまでは、日本語しか知らなかったのです。中学2年生の時、大津市の姉妹都市であるミシガン州ランシング市でホームステイに挑戦し、
「英語が話せるようになりたい!」と思ったことがきっかけとなり、英会話学校に通うようになりました。(当時の体験談はこちら→アメリカ滞在記~中学2年生の私~準備編)
本当は、毎日でも通いたかったのですが、時間的にも金銭的にもそれは難しく、週に一回英会話学校で話す練習をしました(通わせてくれた親に感謝!)。「語学はコツコツ学ぶもの」ということを念頭に置いておくことがとても大切で、それが語学の醍醐味でもあります。アメリカでのホームステイの後、話せるようになるためには、自分なりの努力が必要だと実感しました。英会話学校に通い始めて以来、「どうしたら私の言いたい事を上手く伝えられるようになるのだろう」と常に考えるようになり、色々なことに挑戦しました。ハリーポッターを英語で読んでみたり、アメリカのドラマを字幕なしで観てみたり、アメリカのホストシスターに手紙を出したり、私が好きな北米の音楽を聴きながら一緒に歌ってみたり、朝日ウィークリーを定期購読してみたり。
どれも、自分のためになったと思いますが、私が特に「これはいい!」と感じたのは、英語で日記を書くことでした(英語日記に関する記事→英語で日記をつけてみよう)。毎日、その日の出来事を1,2行だけでもいいので英語で書くことが、凄く英会話力向上の役に立ちました。書くだけでも効果はありましたが、より上達を実感できたのが、自分の日記の音読。口から英語を絞り出すイメージで、声に出してただただ読みました。
日本に住んでいる場合、普段口から出てくる音は日本語の音ですよね。日本語を話す時と、英語を話す時では、口の形や動かし方が違うと感じたことはないですか?私の場合、英語の口に慣れていなかった間中、いざ話すぞ!と思っても、音が上手く出てこないような気がしていました。先生やクラスメートと英語で話す機会があるのにも関わらず、言いたいことが口から出てこない時のもどかしさは計り知れません。レッスンからの帰り道、「あの時何て言ったらよかったんだろう」とひたすら考えていました。私は一度考え出したらとことん悩んでしまうたちなので、眠れない時もありました。
そんな時に、日記を広げて、英語で言いたかった今日の出来事を書きとめておくわけです。書くだけで終わらずに、それを何度も音読し、口の動きやリズム、音を発した時の感覚を体に覚えさせておくと、次のレッスンでスラスラっと言えるようになっていました。音読する時は、棒読みでは駄目なんです。俳優にならねば!自分の日記がドラマのシナリオだと思って、ジャスチャーも入れながら大げさ過ぎるほど感情を込めて読むと、不思議なことに、ネイティブスピーカーの話し方に似てきます。私が日記の音読を始めて以来、アメリカのドラマに登場する俳優の喋り方やジャスチャーに意識がいくようになりました。語学上達には、人の真似が一番じゃないでしょうか。
イメージは、ジュリア・ロバーツみたいな話し方と立ち振る舞い。私の女優っぷりはどうでしょう?
Chiharu、スミス英会話大津校