感情を英語で表現しよう:動詞+ed?動詞+ing?
by Chiharu, スミス英会話大津校
英語を流暢に話す人の特徴の一つとしてあげられるのは、具体的な状況説明ができるだけではなく、自分のその時の感情を上手く表現しながら物事を伝えることができるということだと思います。感情をというのは、例えば、Happy (嬉しい)、Sad (悲しい)、Angry (怒って)など形容詞をまず思い浮かべると思いますが、今回は、動詞を使って感情を表現する方法をご紹介します。相手に伝えたい事柄の中に、自分のそれに対する感情を含んで話すことによって、物語を面白く脚色できますし、聴いている側も話の内容により興味を持ってくれるでしょう。
感情を表す動詞でよく使われるのは、
tire(疲れさせる、あきあきさせる), bore(退屈させる), relax(くつろがせる), excite(興奮させる), worry(心配させる), frustrate(失望させる)などです。
これらの動詞を使って感情を表す場合は、動詞の語尾に-edをつけて過去分詞の形にします。
tired, bored, relaxed, excited, worried, frustratedとなります。
例文を見てみましょう。
1.I am very tired today because I worked overtime. (残業して働いたから、今日はとても疲れたわ。)
2. She was bored at the meeting. (彼女は会議で退屈していた。)
3. They are relaxed in the bath. (彼らはお風呂でくつろいでいます。)
4. I am excited to see the movie. (その映画を観るのが楽しみで興奮しています。)
5. I am worried about her. (彼女の事が心配です。)
6. I felt frustrated at this traffic jam. (この交通渋滞にイライラした。)
英会話教室でよく聞く間違いは、
X I am very tiring today because I worked overtime. (I am tiring = 私は人を疲れさせる人です。)
X She was boring at the meeting. (会議で彼女は退屈な人だった。)
X I am exciting to see the movie. (I am exciting = 私は刺激的な人です。)
このような感情を私たちに起こさせる人や物について話す時は、動詞の語尾にing
をつけて現在分詞の形にします。
例文を見てみましょう。
1. The job was tiring. (骨の折れる仕事でした。)
2. The meeting was boring. (会議は退屈でした。)
3. The bath was relaxing. (のんびりした気持ちにさせるお風呂でした。)
4. The movie was exciting. (大興奮の映画でした。)
5. It is worrying that she is not doing well. (彼女の調子が良くないのは心配です。)
6. This traffic jam is frustrating. (この交通渋滞は苛立たしい。)
英会話上達には、自分の日々の生活やそれに対する気持ち、そして自分の意見を英語で伝える練習を繰り返すのが一番効果的です。日本語ではあまり口に出して言わないような感情を、英語で伝えるのは難しいと思われるかもしれませんが、スミス英会話の教室では、自分がハリウッド俳優にでもなったつもりで、オーバーに気持ちを表現してみましょう。
Chiharu、スミス英会話大津校