私が英会話学校に通っていた頃(中学3年生~高校3年生までです)、「おもしろい」と言いたい時に、interestingという単語を乱用していました。中学や高校の英語の授業で、
~がおもしろい= (A) is interesting.
と習ったからだと思います。知っている単語を駆使して英会話の練習をしていたので、同じ単語を何度も使うことになってしまったのですが、この単語ではどうも意味がおかしい場合があるということに、高校生活後半で気が付きました。実は、interestingという単語は、私たちの知的関心を引き起こすものに使います。例えば、
The book is very interesting. [その本はとてもおもしろい。]
It is interesting to learn how people live in other countries. [他国で人びとがどのように生活しているのかを学ぶのはおもしろい。]
では、どのような場面で使うと変だと感じるのでしょう?
Playing tennis is very interesting. [テニスをするのはとてもおもしろい]
The movie was really interesting. [その映画はとてもおもしろかった]→知的な映画であれば、interestingでもOK!
The comedy show was interesting. [そのお笑い番組はとてもおもしろかった]
上のように、スポーツ、映画、旅行、パーティなど、楽しいけれど知的な内容でないものに対しては、funや enjoyable という単語を使います。また、お笑い番組やジョークなど人を笑わせてくれるものに関してはfunnyやamusingを使います。
正しくは、こうなります。
Playing tennis is very fun.
The movie was really enjoyable.
The comedy show was funny.
Chiharu, スミス英会話大津校