ニュージーランドからKia Ora!(2009年7月のお知らせ)

こちら、南半球は日本とま逆の冬。NZの中でも暖かいAucklandでも早朝はマイナスを記録することもあります。とはいえ、日中は特別寒いという日は少なく、日本の冬に比べると温暖な気候です。難点と言えば雨が多いこと。一日の天候が曇り、晴れ、雨ところころと変わり、天気予報も不要ではないかと思うくらいです。実はこの雨の多さからくる湿気によるカビの繁殖が原因の一つとも示唆されていますが、NZは世界で英国に次いで、2番目に人口に占める気管支ぜんそく患者の比率が多いのだそうです。こんなに空気が美味しいのにと意外な気がしますが、確かに私の友人も喘息持ち。ひとまず、カビには気をつけようと思っています。とはいえ、美観を損ねるという理由で洗濯物をベランダに干してはならないという市の条例には困りもの。部屋干しなんて、最もカビの繁殖する原因となるわけですから、ところ変われば、風習も変わるのは理解できても、衛生的に考えると納得できない点です。ああ、こんなにお天気なのにと何度思ったことか!

さて、4月からこちらに留学中の娘は…NZで19歳の誕生日を迎え、自宅から徒歩15分ほどの英語学校へ通い始めました。MJという日本人向けのミニコミ紙で探し出したNew Zealand Institute of Science and Technologyというなんだかいかめしい名前の英語学校です。NZQAという学校認定機関の認定する学校でありながら、おそらくAucklandで一番授業料が安いのではと思わせる安さ(週$130)でこれは大学付属の英語学校と比較すると約3分の一程度になります。将来はホテル業界に入りたいと考えているために、海外留学は良い経験になるものと思います。私が大学入学を奨めるものの本人は実務的で就職に有利な専門学校希望で今は入学に必要な英語検定試験(IELTS)の勉強をしながら目指す学校選びの最中といったところです。

先週は私のとある専門資格取得のため、Sydneyに研修に行ってきました。生徒は病理医、研修医、私の3人にブロンド美人の若い講師。最後の試験は私のみ満点合格でちょっと自慢。日本語を多少話せるという先生に”素晴らしいですね!”と褒められました。

せっかくの機会なので娘も同行させ、約1週間のうち3日の研修を除き、二人でたっぷりと美しい街と観光とショッピングを楽しんできました。折しもバーゲンシーズン真っ盛りで、女二人は買い物には疲れ知らずだから怖い。ブルーマウンティンという美しい景勝地を訪ねたり動物園でコアラに触れたり、水族館やオペラハウスの周りををそぞろ歩いたり、ロブスターを食べたりととても楽しい旅になりました。娘と私はすっかりシドニーファンになり、帰りたくないね~などといいつつ、その後に起こる空港でもとんでもないハプニングなど予想もせず、能天気に遊びほうけていました。

そして、シドニーを発つ当日、空港のチェックインカウンターでNZにビジタービザで入国していた娘が日本への帰国のチケットを示さないとNZに戻れないと言われたのです! 持ってきてない!一瞬、頭の中が真っ白になりながらも係の人からNZ航空のオフィスの場所を聞き出し、行ってみるも既に時間外で人の気配がない。しばらく呆然としていると、一人の女性が何か忘れ物を取りに戻ってきたので瞬時に捕まえ、なんとか頼みこみほどなく無事日本への航空券を再発行してもらえて、予定通り戻ることができました。もちろん、インターネットとプリンターがあれば航空会社に頼む必要はないのですが、プリンターはないと言われたためにこのような手段になりました。彼女がもし忘れ物をしてないと果たしてどうしていたでしょうか?飛行機の中で好運に感謝すると共に深い安堵のため息が出ました。

さて、写真はどこか分かりますか?白亜の屋根で有名なシドニーのオペラハウスが夜、カラフルにライドアップされたところです。ちょっとこれは予想外な眺めでした。

日本の田舎が好きだというAlex先生、スミス英会話奈良西大寺校は結構静かな環境とのこと。できれば住みたいところに住みたいものですが、しがらみのある現実は難しい・・。