ニュージーランドからKia Ora!(12月のお知らせ)

皆さんがお馴染みで日本人の大好きなNY。一字違いですが、私の住むのはNZ。かたや世界の中心で、こちらは友人のアメリカ人(Alex先生ではありません)から見ると“NZ is not on this planet”と揶揄されるほど中心から離れております。それがどうした?と反論したくなりますが、実際暮してみて感じることはやはり物流的には”世界から遠い・・・“。日本のように何でも安く物が手に入るわけではありません。地理的な条件がいかに人々の暮らしや経済に影響するかを認識させられます。ところがNZとNYは…類似点もあります。それは多国籍で人種のるつぼと言えること。同じ職場の同僚は南アフリカ、マレーシア、インドネシア、アメリカ、欧州、中国、インド、アイルランド、ポリネシア、フィリピン、バングラディシュ、アラブ、日本、NZと実にInternational

日本のように”ガイジン“などと特別扱いするようなことはあり得ません。私としては”ガイジン“扱いされると楽なのですが、皆ガイジンなのでそういう甘えは許されず”英語できない=生活できない“というプレッシャーが常にかかっている状態です。これがやはり、語学習得には一番のモチベーションになるのではないかと思います。習得の速さは年齢、語学のセンス、頭の良し悪し、習得方法などで差が出るとは思いますが、何よりも続けることが最終的には成功に導かれると信じます。

日本で私が家事と仕事をしながら、英語学習を続けられたのはスミス英会話のお財布に優しいリーズナブルな授業料と予約システムの簡便さでした。残念ながら夢叶い、途中で止めざるを得ませんでしたが、ここに来てなければスミス英会話を恐らく一生続けていたかもしれません。それはAlex先生の人柄と何を聞いても的確な答えの返ってくるハイレベルな指導能力に全面的に信頼を置いているからです。教師と生徒はこの信頼関係が何よりも重要です。日本にいる場合は正にこの相互に認め合える信頼関係こそがモチベーションに繋がるように思います。スミス英会話奈良西大寺校Alex先生にとっては生徒の能力UPや目標達成がモチベーションになっているようです。先生は園芸が趣味なことからも”育てる“ことが好きなことが分かります。彼は私という生徒を失いましたが、その後もいろいろな面でサポートし続けてくれており、時々からかってMr. Triple B ( Brain with Beautiful Blue Eyes ) と呼んだりしています。生きていく上で、いろいろな分野にBrainを持っていることは成功への近道となります。幸いにして私はAlex先生という強力なBrainが”夢を叶える“ことへと導いてくれました。本当に感謝に堪えません。

話は変わって、先月はとても悲しいことがありました。普通に元気だった同僚のアラブ人女性が急逝してしまいました。死因が不明なので突然死ということしか言えないとのことでしたが、美しく、皆に愛されていた心の温かい女性だっただけに皆の落胆は大きいものがあります。私とはたった2ケ月のお付き合いでしたが、一言話しただけで大好きになってしまう、そんな魅力的な女性でした。葬儀には彼女を偲ぶ多くの方々が集まりました。

大きなカードには皆の写真と寄せ書きなどが託され、残されたご家族へと手渡されました。カードの中央には美しい文字で“千の風になって”の歌詞が書かれておりました。

日本では秋川雅史さんの歌で大ヒットしましたが、元々はメアリー・フライというアメリカ人女性の作詞です。この詩は当時ナチスから迫害を受けていたために祖国の母親の墓参りにいけないことを嘆き悲しむ親友(ドイツ系ユダヤ人)を慰めるためにキッチンで咄嗟に書かれたものです。紙袋に書かれたこの詩を読んだ親友はその後、母親を想い嘆き悲しむことはなくなったとのことです。

メアリーは3歳で孤児となり、その後も十分な教育は受けていませんでしたが読書や自然を愛する心の豊かな女性として成長したことがこの詩からも窺えます。そして不遇な中で

こそ希望を失わない逞しさが備わったのかもしれません。

生と死を自然と同化させ、こんなにもポジィティブな形に表現し、愛する人との永遠の別れを乗り越えて生きる勇気を与えてくれる、なんて素晴らしい詩でしょう。

言葉を学ぶということは心を学ぶことでもあるようです。

Do not stand by my grave and weep

By Mary E. Frye

Do not stand at my grave and weep:
I am not there. I do not sleep.

I am a thousand winds that blow.
I am the softly falling snow,
I am the gentle showers of rain,
I am the field of ripening grain.

I am in the morning hush,
I am in the grateful rush
Of beautiful birds in circling flight.
I am the starshine of the night.

I am in the flowers that bloom.
I am in a quiet room.
I am in the birds that sing.
I am in each lovely thing.

So do not stand by my grave and cry.
I am not there.
I did not die.

日本語訳の例

わたしのお墓に佇み泣かないでください

わたしはそこにはいません、わたしは眠りません

わたしはふきわたる千の風

わたしは雪上のダイヤモンドのきらめき

わたしは豊穣の穀物にそそぐ陽光

わたしはおだやかな秋雨

あなたが朝の静けさの中で目覚めるとき

わたしは翔け昇る上昇気流となって

弧を描いて飛ぶ静かな鳥たちとともにいます

わたしは夜に輝くやさしい星々

わたしのお墓に佇み嘆かないでください

わたしはそこにはいません、わたしは死ななかったのです

4 Replies to “ニュージーランドからKia Ora!(12月のお知らせ)”

  1. こんにちわ、くりです。お元気ですか?
    ここ数日の大阪は、小春日和でとても気持ちがいいですよ。 ブログ、興味深く読ませていただきました。NZがそんなにも移民の多い国だったとは知りませんでした。 ポットラックパーティーをしたら色々食べられて楽しそうだな、なんて思ってしまいました。 
    Alexについてのコメントは同感です。 ラテン独特の明るさと、どんな質問にも的確に答えてくれる聡明さで、天職だなと思います。 さて、Alexはこのあたりを読んで赤くなっているのでしょうか。 最後に、ご友人をなくされて落胆されていると思いますが、早く立ち直られることを願っております。 あの歌は、義母が去年紅白で初めて聴いて、深く感動していたのでCDをプレゼントしたんですよ。 また来月楽しみにしていますね。 

  2. くりさん、早速のレスありがとうございます!
    私の会社では、自分の誕生日に皆に何か振る舞うという習慣があり、その時はその方のお国柄に応じた
    スイーツなどをいただく機会があります。今度の部門のクリスマスランチではポットラックパーティー
    形式で何か持ち寄ることになってます。私は大阪の“お好み焼き”で決まりです。山芋も手に入らない
    けれどうまく行くかどうか?
    彼らには全く初体験になると思うので反応が楽しみです。来月はその様子もお伝えできると思います。
    どうかお楽しみに!

  3. ノンさん こんにちは。
    MNです。 わたしは、今年の9月からアレックスに英会話を習っていて
    まだまだ 英会話については ひよこです。

    NZで暮らすノンさんの生活ぶりは どんなだろうと思いながら
    ブログを読ませてもらっています。
    読みながら ふと 考えてみると 私の周りにも 海外への旅行はもちろん
    留学したり 出張したり 仕事で暮らしていたりしているんですよね。
    いつか 私も 海外で暮らすため 頑張って 英会話勉強しなくては!
    なんて~思っていませんが、旅行はするかもね。

    同僚の突然死は 本当に悲しいですね。
    生老病死ってさけれない事です。
    友人のご主人が突然亡くなられ、その後数ヶ月たった頃 話をしていたら、
    「主人とは今まで とてもいい時間を過ごせたので 満足している。
    亡くなった主人にとても感謝している。いつかは 別れる時が来るの
    だけど ただ それが すこし早かっただけと 思うようになれた。」
    と 言っていました。

    さあ 私も同じように 思えるのだろうか。
    M.N.

  4. M.N.さん、コメントありがとうございます!
    日本のように海に囲まれた地理的条件では外国=海外
    となり、つまり”海の向こう”ということになりますね。
    私の英語への興味は海の向こうへの好奇心から始まりました。
    ”興味を持つ”ことで、脳細胞は活性化されて、
    記憶力は高まるらしいので、外国に興味を持つことが
    英語を楽しみながら効率良く学習するには良いと思います。
    外国人の友人、海外旅行、英会話スクールは学習した英語
    を使える良い機会ですよね。当面はAlexにいかにしゃべる
    機会を与えないかを目標にしても良いかもしれません(笑)

    人間は一人で生まれてきて一人で死んでいくのが自然の
    定めですね。私のように一人離れて暮らしていると家族
    への恋しさが募ってきて、後何年一緒にいられるのか?
    なんて考えて、体が二つあったらと溜息まじりに考える
    こともあります。考えても答えを出せなくて、今は運命
    に身を委ねてる状態です。ひとまず、娘の留学が整うま
    では、もう少しがんばりたいと思います。

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