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スミス英会話大津校/私の役割

By Edward スミス英会話大津校

私は大津にある小さな英会話スクール・スミス英会話大津校の講師です。

少人数ですが意欲的な生徒さんが集まるスミス英会話大津校。
ここで私は”使える英語を身につけてもらう“ということを意識しながら、皆さんが英語力を伸ばすためのサポートをしています。

私は自己紹介をするとき、いつも「英語の先生です」と言っています。

これが一番シンプルで分かりやすいので。でも本当はちょっと違うんですよね。私の仕事は、教えることではなくコーチングすることだと思っています。というのも・・・

ある日、1人の生徒さんが私のスクールに入ってきました。彼女は旅行が好きだけど、うまく英語を話せない、もっとうまく話せるようになりたい、とのこと。

そこで私は彼女に「Where is the nearest bank machine?(一番近いATMはどこですか?)」というようなフレーズから教えました。でも彼女はそのくらいなら知っているというのです。

実際彼女は全ての単語を知っていました、フレーズも作れました。それも私のスクールに来るずっと前から。
日本の英語教育は素晴らしいと思います。中学・高校の6年間で英語の基礎を身につけさせていますから。さらに彼女は自分でも勉強をしていました。とても知的で学ぶことに熱心な生徒さんなんです。

そんな彼女に私が教えてあげられることは何でしょうか?彼女が目標を達成するために私は何をしてあげられるでしょうか?

彼女に足りないもの、私が与えてあげられるものは、学んだ英語を使えていつでも助けてくれる人がいる“環境”だと思いました。

私は彼女をそっと案内してあげればいい、彼女の背中をちょっと押してあげればいい、彼女を隣で励ましてあげればいい。彼女に自分のしていることは正しい、自分はできる、というのを感じてもらうのが私の仕事です。

彼女はネイティブとでもしっかり話すことができます。彼女が1対1で私と会話する時間、それが彼女の上達するカギでした。私は彼女の「コーチ」です。もちろん、会話のところどころで新しい単語やフレーズを教えることはあります。また、ネイティブが使う表現やカナダの文化も紹介します。でも、一番大切なのは彼女の隣にいること。彼女が聞きたいことがあるときに答えてあげること、彼女が不安なときに励ましてあげることです。

彼女のような生徒さんはよく癖で「あってる?」と聞きますが、答えは95%、「Yes- perfect!(うん、その通り!)」です。

私はこの仕事が大好きです。シャイでほとんど話せなかった生徒さんが英語力を身につけて堂々と話せるようになります。生徒さんとする「できない」から「できるようになった」までの“道のり”が大好きです。
私は彼らのコーチであることが、そして正しいことを伝えてあげる、この「あってる?」「はい!」のやりとりが大好きです。

in Teacher's Thoughts, 先生のひとこと by Mark | August 8, 2015 | 0 comments

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