ニュージーランドからKia Ora!(2010年3月のお知らせ)

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スミス英会話の皆さま、2月中ごろに日本のお正月を友人などと遊び呆けていた娘が戻ってきました。

何通か大学からの通知を受け取りながら、なんとなく斜め読み程度だったのをオリエンテーション間際に“オリエンテーションの翌日に行われるliteracy test (英語の筆記試験)でパスできなければ入学が危ないかもしれないという文言を発見。えっ!あれほど

”Congratulations”と表題されたEmailを数通送っておいてなぜ?!…と二人ともしばし呆然。娘は青ざめながらも、このところの不勉強を反省し、図書館で夜遅くまで勉強してきたものの、試験までにはたったの2日。そしてあっという間に試験の日はやってきました。

しかも経験がないだけにいったいどんな内容の試験なのかも不明な中で具体的に試験対策もできず、娘は気の毒なほど不安そう。その気持ちは分からなくもなく、私なら放棄してしまいそうだと変に甘く理解有りすぎる親になってきつつあるこの頃。さて、試験は1時間で内容はツーリズムに関するグラフが表示され、それについて概要などを説明するというものでした。娘はなんとか書いたとは言うものの字数は十分ではなかったらしく、もうだめだからと顔色冴えない。

まあ、内心、遊びすぎでは?とも思いつつ、もう半年くらいは猶予をあげてもいいわよと宥めるしかなく、いったんはこれが現実になるのかもと諦めともつかぬ覚悟を決めていました。

ところが、翌日娘の友人がその大学の学生に聞いてみると、合格とされた場合は合格であって、そのテストはライティングの苦手な学生を抽出しクラス編成をすることが目的であったらしく、どうもこのまま無事入学となる模様であるらしい。ホッと安堵のため息。

この数年、ドキドキ&安堵を何度繰り返してきたことでしょうか。それでも結果はオーライで、ギリギリでも乗り越えられた幸運を怖く感じるほどではあります。

こちらの大学は入学式というものはなく、初日からすぐに授業が始まります。

これからは本当に本気を出して頑張ってもらわなければ出口はありません。

こちらの教育システムの中で良い点だと思われるのは成績が良ければどんどん飛び級ができるので17歳で大学生やら21歳で博士課程やらの学生も珍しくありません。そして大学は社会人にも大きく門戸が広く、永住権保持者は30歳を超えると無試験で大学に入学することが可能です。ですから今回のオリエンテーションでも父兄かと思われる学生も多数。誰が教師で誰が学生か父兄かも見かけだけでは判断つかずの状態です。日本も大学生き残り策?と思える社会人入学に門戸が開かれてきましたが、仕事との両立を考えるとまだまだ少数派。そして晴れて卒業証書を手にしてもそれがキャリアとして認められるにはまだ社会の中では認識が薄いようにも感じられます。こちらはどういう学歴を有するかで給料やポジションに反映されるのでやり直す価値もあるわけです。日本でアタリマエの横並びはこちらではあまり意味をなさないとも思われます。人それぞれが描く人生観、進度、能力、興味に応じて平等に教育を受ける機会が与えられる。そんな教育事情は天国のように思えます。私ももう少し若く、日本に家族を残しなどという状況がなければ、再び学生を経験しても良いかなと思うこともあります。

後悔しないためにはまず、1歩を歩みだす。それが十分に整ってなくても踏み出すことが次の1歩に繋がり、いつしか目指す方向へ進んでいけるのではないでしょうか。

“過去を嘆く今よりも、今を変えようとする未来への意思が大切”という主旨のTVドラマがあったことが思い出されます。

さて、写真は年々人出の増える一方の2月恒例のランターンフェスティバルの様子です。

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