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スミス英会話大津校ブログ-庭と地域コミュニティ

庭と地域コミュニティ

スミス英会話大津校ブログ

English Version HERE

家にはガーデンのスペースがありませんが、庭はあります。魔法や想像、テクノロジーではなく。ラッキーなことにそれよりも良いもの-地域コミュニティ支援があります。地域コミュニティ支援については、スミス英会話大津校での英会話レッスン中によく話題に上がり、地域コミュニティ、エコロジー、ガーデニングについての話をよくします。ここ大津市は果物や野菜を育てるのに気候が適しており、水も琵琶湖から来ていて豊富にあります(日本最大の湖です!)

庭について

私たちが作った庭はレンタルガーデンや公共のものではありません。実は私の家の隣にあり手入れを始めたころ雑草のかたまりでした。始めからお話しましょう。2007年に滋賀県大津市にある今の家に越してきました。私の妻の実家で、1991年に建ててから家族が住んできた家を受け継いでいました。引越しをしてきた時から周りに地域コミュニティはできており、初日からご近所さん達には優しくしてもらえたことで私の日本での生活は穏やかです。

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我が家の横にある道路脇の未使用スペース。毎年ご近所さんが草刈りをしています。何か良い活用法はないでしょうか?

地域コミュニティ

私がいつも楽しみにしている地域イベントは年2回ある“琵琶湖クリーニングデイ”といって、みんなで近所一帯を掃除します。雑草取り、大通りに沿って草刈りそして地域コミュニティセンターとグラウンドの整備をします。このイベントは琵琶湖の保護を目的とした市と、交通安全(可視化)と地域美化を目的とした地域コミュニティセンターの共同プロジェクトです。実際、私達の地域グループには“美化小委員会”まであります。

ご近所同士一緒に作業をして、外に出て会話を楽しみ、助け合えるのは本当にすばらしい経験です。しかし、嫌な側面がひとつありました-それはゴミです。芝、雑草、枝などの自然に還るゴミをプラスチック袋に入れごみ焼却炉に持って行っていく、何年もこの事について気になっていました。

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雑草や繁茂の下で隠れて見えない宝物-一年草、球根、チューリップ、つる植物やきれいな植物などがあります。メンテナンスガーデニングとは自然に生えている植物をそのまま生かしながら、いくつか別の植物を足して一緒に育てる事を言います。

家の向かいにある小さな芝生のエリアは、ご近所さんによって手入れされていることに気が付きました。彼女はきれいな花を植え、柵を作り平凡だった一角をオアシスに変えていたのです。彼女はただ趣味でやっていると言っていて、私も家の横にある雑草スペースについて考え始めました。あの区画の手入れをできないだろうか?もし手入れをできれば、毎年の整備に時間をかける必要がなくなるし、ごみ袋をいくつもださなくてよくなるのです。

庭をつくる

この計画について地域コミュニティの議長と話し合ったところ、アイディアに賛成してくれ、美化小委員会もまた賛成してくれました。私は計画を練り始めました。

まず、区画内の坂下部分でエリアが広い場所に木くずや未使用の建材を使い花壇を造りました。花壇に使う杭もご近所さんからいただきました。次に、全ての芝と雑草を刈り自然に還る植物は作製した花壇に入れました。私はこの作業を花壇がいっぱいになるまで3年間定期的に続けました。3年以上が経ち、花壇いっぱいの堆肥土壌を造ることができ、花壇の中では一年草の成長に隠れて日本在来の草花が生えて来ているのも見つけました。計画はまだ続きます。

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2つの花壇を大きいステップのように斜面に作製、雑草堆肥で3年かけて造られたミネラル豊富な土壌は果物や野菜を育てます。

時間の経過と共に、ご近所さんからは感謝と好奇心の声をかけられるようになりました。”エドワードはこの区画に長い時間をかけて、何を造ろうとしているのか?” 私はご近所さん達に在来草花のメンテナンス維持だけではなく、果物や野菜も植えたいと説明しました。2020年春、コロナウィルス感染拡大によって突然ステイホームを余儀なくされ、旅行も通勤もできなくなりました。スミス英会話大津校も一時休校やオンラインレッスンへの移行への対応を行なったことで、ガーデニング仕事を行うには良いチャンスが訪れました。

植栽

まずは一番の目玉となるりんごの木を2本植える事から始めました。成熟した木になるには数年かかるでしょうが、最終的には木陰ができてりんごがなります。次にいちごを4本、根が広がれるように長方形の花壇に植えました。最初となる今年の夏、すでにいちごを収穫できましたしこの先さらに多くの量の収穫ができるようになるでしょう。さらにとうがらしときゅうりも植えました。

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きゅうり、とうがらし、パセリとバラ!

ご近所さんが庭に植える花を欲しいかと聞きに来てくれた時は驚きましたが嬉しかった。是非と答えると、彼女は数日後2つプラントを持ってきてくれたのです。いちごを護るように立っているバラも、他の方からの寄付です。その他にも、植木鉢の中では成長できなくなった古い木をくれた方もいました。彼は木を植え換える十分なスペースがなく、植木鉢の中で何年も育てていたようです。慎重に植木鉢を切り落として(根は植木鉢底にある水抜き穴からすごい勢いで生えていました)、庭に移し替えました。そして友人にもブラックベリーをもらい植えました(ブラックベリーが大好きなんです、昔あった大きなブラックベリーの木が恋しい)。

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このバラの木は友人、ご近所さんからのいただきものです。

自慢の庭

私達の家の横には今、立派な庭があります。果物や野菜があるので、ご近所の子供達がやってきていちごを摘んで食べていますし、実をつけたピーマンや野菜を分け合っています。ご近所さん達は庭の前に来ると足を止めて話をしていきます、いろんな植物についてです。年に2回出していたかなりの量のごみ袋を止める事ができて、この計画に満足していますし、楽しみながら地域のために素敵なスペースを造れました。日本の生活は素晴らしく、大津市は親しみやすくて良い街です。 ご近所のみなさん、友人、スミス英会話大津校の生徒様たちは皆さん私たちをサポートしてくれました。このプロジェクトは、そのすべてのサポートの結果です。

スミス英会話大津校 エドワード

先生の書いた英語版ブログはこちら(English Here)

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in Ohtsu, Teacher's Thoughts by smithweb | September 1, 2020 | 0 comments

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